医療

2009年5月25日 (月)

炭にご注意

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20090525#p2

韓国の食品医薬品安全庁から食品などに添加されている炭は食べないようにという注意が出ています。
日本でも炭入りの食品があります。
要注意。

■[KFDA]食品医薬品安全庁, ”食用だとして販売されている炭や活性炭は食べないでください”
2009-05-19
http://kfda.korea.kr/gonews/branch.do;GONEWSSID=7FyjKhZW1FCFrJj8SlXkGntT92cKXQRDWXYpP3nssnCGqcpWDpjM!-54720028?act=detailView&dataId=155349910§ionId=p_sec_1&type=news&flComment=1&flReply=0
食品医薬品安全庁は炭や活性炭を食用に承認されていると販売したり、下痢・ 消化不良などに効果があるかのように虚偽広告・販売していた 11インターネットサイトを摘発して告発措置したと 19日発表した。
炭は食品として食べたり調理の際に一緒に使った場合の安全性は全く確認されていないので、医薬品として認可されていたりろ過補助剤などの制限された用途以外には使ってはならない。炭は食用の目的には承認されていないし、食品添加物として承認された活性炭であっても、製造工程上の脱色・脱臭(濾過補助)の目的に間接的に使うことが認められているだけである。
(炭を食品添加物(濾過補助剤)の用途に精製して製造したものを活性炭(Active Carbon)という。)
食品医薬品安全庁は、今回の取り締まりは、最近インターネットや漢方薬専門市場、いわゆる健康食品販売店などで炭が神秘の効能を持つかのように販売されていることために対策を実施した。このような虚偽・誇大広告に目が眩んで購入して消費者被害が発生しないように注意をお願いする。
食品医薬品安全庁は「これから炭を食用として販売する行為を継続的に取り締まる計画」と発表した。
写真、添付ファイルあり。
付け : 関連サイト
(日本でも活性炭は加工助剤のはずだけど・・・)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

京都大学のインフルエンザ対応

京都大学の保健管理センター:新型インフルエンザに関する緊急情報(第2報)がネットに出ていました。
これもよくできた情報で、一般市民や学生の混乱を防ぎます。しかも「発症してしまった人はちょっと辛いのですが、これで免疫を獲得して今後同じタイプのインフルエンザにはかかりにくくなることが期待できますし、公衆衛生的観点からは集団免疫の成立にも貢献することになります。賢く行動してやり過ごしましょう。」という見解は他では見られなかった優れた見識です。

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news5/2009/090521_3.htm

抜粋

このインフルエンザに効くワクチンは当分ありません。発症してしまった人はちょっと辛いのですが、これで免疫を獲得して今後同じタイプのインフルエンザにはかかりにくくなることが期待できますし、公衆衛生的観点からは集団免疫の成立にも貢献することになります。賢く行動してやり過ごしましょう。

予防の方法
 ふだん行っている風邪の予防措置を継続します。とくに石けんを用いた手洗いとうがいは重要です。アルコール・ゲル剤で手を揉むことも有効です。ふだんの運動やビタミンCの摂取も(効果はささやかですが)奨められます。これらの対策はインフルエンザ(通常型、トリ、ブタを問わず)に対する予防効果は実証されていませんが、論理的には有効と思われること、また少なくともインフルエンザよりはるかに多い普通の風邪の予防には有効であることが実証されていますので、ぜひ励行しましょう。

発症時の対処
熱がある、あるいは熱っぽい時は、自宅で安静にしましょう。

高熱が出たり、熱に喉の痛みや咳を伴うような場合は、市町村が設置する発熱相談センターに電話をかけ、その指示に従いましょう。
インフルエンザであった場合、解熱しても2日間は登校・出勤停止です。

発症者と接した場合の対処
 インフルエンザを発症した方と濃厚接触した方は、人との接触を避けて自宅で4日間待機します。何事もなければふつうの生活に戻ります。家族がインフルエンザにかかった場合は、その方が治癒するかその方と最後に接触してからさらに4日間、自宅で待機して自分が発症しないことを確認します。

以上


まさに「賢くやり過ごす」ことが大切ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月22日 (金)

社団法人日本感染症学会緊急提言 「一般医療機関における新型インフルエンザへの対応について」

感染症のサイトに次の提言が紹介してあります。
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/23b35d82afbc6ddede0021fcdfe86f39

社団法人日本感染症学会緊急提言
「一般医療機関における新型インフルエンザへの対応について」
http://www.kansensho.or.jp/news/090521soiv_teigen.pdf

【書かれている内容】
① 過去の我が国における新型インフルエンザ流行の実態から学んでください
② 新型インフルエンザは、いずれ数年後に季節性インフルエンザとなって誰で
も罹患しうる病気です
③ 新型が流行すると青壮年層の被害が甚大となるのには理由があります
④ 流行初期から一般医療機関への受診者が激増します
⑤ 重症例にはウイルス性肺炎よりも細菌性肺炎例や呼吸不全例が多く見られます
⑥ 一般予防策ではうがい、手洗い、マスクが効果的です
⑦ 医療従事者の感染予防にはサージカルマスク、手洗い等が効果的です
⑧ 全ての医療機関が新型インフルエンザ対策を行うべきです

これが日本感染症学会のまとめたもののようです。
新型インフルエンザもいずれは季節性インフルエンザとなって全国民が感染するようです。
あたふたしても仕方ないですね。
詳細を読みたい方はリンク先のPDFをご覧ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月21日 (木)

ニューヨーク市の新型インフルエンザについての市民向け情報日本語版

ニューヨーク市では次のように対応するよう広報を出しています。
非常に歯切れよく解り易いものです。
マスクや休校に関しては書かれていません。
極力普通の生活を呼び掛けています。
そして医師にかかる場合もきちんと説明してあります。さらに言語も多国語に対応しています。
危機管理とはこうあるべきでしょうね。


http://www.nyc.gov/html/doh/downloads/pdf/cd/h1n1_flu_basic_faq-ja.pdf

NEW YORK CITY DEPARTMENT OF HEALTH AND MENTAL HYGIENE
ニューヨーク市保健精神衛生局 Thomas R. Frieden, MD, MPH局長

H1N1 ’豚インフルエンザ’ : あなたが知るべきこと

1. ニュースで話題になっている新型インフルエンザはなんでしょうか?どのような危険があるんでしょうか?

新型インフルエンザH1N1(豚インフルエンザ)は毎年流行る季節性インフルエンザに似ています。上部気道に感染したウィルスが原因で起こり、熱や咳などの症状が1週間以上続きます。ニューヨークや全米においては、このウィルスによる症状は軽度です。症状を訴えた人たちは皆処方箋なしに回復しています。

2. 自分が感染しているかどうしたらわかりますか?

インフルエンザH1N1 は 呼吸器疾患です。 通常のインフルエンザと同様に 咳や発熱を引き起こします。また 頭痛、体の痛み、寒気や疲労感 の原因となります。H1N1インフルエンザに罹った人には下痢や嘔吐を訴える人がいるかもしれません。

3. どのようにH1N1 インフルエンザは広がるのでしょうか?

感染者が咳やくしゃみをした時、H1N1 ウィルスが空気中の飛沫となって広がります。その空気中に散乱した飛沫を他の人が吸ってしまい感染するか、またはインフルエンザウィルスに汚染されているものに触った後、そのまま口や鼻を触ることによって感染します。豚肉を食べてもH1N1 インフルエンザには感染しません。

4. H1N1 インフルエンザ用のワクチンはありますか?

まだありません。通常のインフルエンザ予防接種はH1N1 インフルエンザに対して効果がありません。新しいワクチンを開発するのに4-6ヶ月かかりますが、科学者たちは現在それに取り組んでいます。その間にH1NI インフルエンザ、通常のインフルエンザ、またその他の呼吸器疾患に罹らないように貴方ができるいくつかの予防策をしっかりしましょう。

5. どうすればインフルエンザから自分を守ることができますか?

咳やくしゃみをする時は手で口と鼻を覆いましょう。
石鹸と水で手洗いをしっかりしましょう。特に咳やくしゃみの後は徹底しましょう。またはアルコールベース(基剤)としたハンドクリーナーを使いましょう。
病気の人に近づかないようにしましょう。もし自分が病気になったら他の人との親密な接触を避けましょう。

6. インフルエンザの様な症状があった場合どうすればいいでしょうか?
2 Revised May 6, 2009

もし咳、喉の痛み、そして熱があった場合は少なくとも1日、十分良くなるまで自宅で安静にしましょう。咳が続いているが他の症状はない場合は、医師の診察を受けましょう。病気になってから1週間ほど経過すれば、仕事や学校に戻ってもよいでしょう。軽い症状の場合は病院にいく必要はありません。咳やくしゃみをする時は口や鼻を手で覆い、手洗いを頻繁にしましょう。

7. どのような症状になったら病院にいくべきでしょうか?

もし症状がひどい場合や悪化している場合はすぐに医師の診断を受けるか、病院で診てもらいましょう。もしどこに行っていいのかわからない場合は311に電話してH1N1 情報を得るようにしましょう。必要な時にはいつでもケアーは受けられますし、市では誰も貴方の移民の状態(身分)を調べたりしませんので安心して下さい。下記のような兆候がある場合は治療を受けましょう:

大人
 呼吸困難又は息切れ
 胸や胃の痛みや圧迫感
 突然のめまい(立眩み)
 錯乱
 止まらない激しい嘔吐

子供
 頻呼吸や呼吸困難
 (血の気が引いたような)青ざめた肌色
 発疹を伴う発熱
 水分を受け付けない
 止まらない嘔吐や下痢
 目を覚まさないまたは対話がない
 イライラして自分を抑えることができない
 回復し始めた後、また悪化して発熱しインフルエンザの症状が再発した

8. 子供を守るために外出を控えるべきでしょうか?

いいえ、子供が病気でない限り外出を控えたり、学校を休ませたりする必要はありません。子供に咳やくしゃみをする時は口や鼻を手で覆い、手洗いをしっかりするように教えてあげましょう。

9. インフルエンザについて多くのニュースを聞いて不安です。どうすればいいのでしょうか?

そのような不安は普通(正常)ですので心配いりません。しかし不安に耐えられない場合は助けが必要です。精神科の専門医に相談するか、秘密厳守で24時間のホットライン-ライフネット(LifeNet)に電話しましょう。

 LifeNet (英語): 311 又は 800-LifeNet (800-543-3638)
 LifeNet (スペイン語): 311 又は 877-AYUDESE (877-298-33730)
 アジア語LifeNet (北京語、広東語、韓国語): 311 又は 877-990-8585
 聴覚障害者/ TTY: 212-982-5284 又は www.mhaofnyc.org

情報を得ることは良いことですが、限度を超すと、子供は特に不安が強くなることもあります。
3 Revised May 6, 2009

子供がニュースを観る時は、あなた(親)も一緒にそれを見てどういう意味か説明してあげましょう。

10. 保健精神衛生局はH1N1 インフルエンザについて何をしていますか。

保健精神衛生局ではH1N1 インフルエンザについて慎重に調査しています。市内の病院を確認したり、重症の患者をテストしたり、病気になった人たちの中にH1N1 インフルエンザに感染した人がいないかどうかを確認しています。 これまでのところ、H1N1 インフルエンザは通常のインフルエンザと似ているようです。保健精神衛生局ではH1N1 インフルエンザについて新たな情報が入り次第、市民に情報を提供致します。

H1N1 インフルエンザの詳細情報についてはこちらをご覧ください :

From the New York City Health Department (ニューヨーク市保健精神衛生局)
http://www.nyc.gov/html/doh/html/cd/cd-swineflu.shtml
From the Centers for Disease Control and Prevention (米国疾病管理予防センター)
http://www.cdc.gov/swineflu/general_info.htm

| | コメント (0) | トラックバック (1)

インフルエンザは冷静に

感染症診療の原則というサイトがあります。
専門家による意見。
インフルエンザには冷静に対応すること。
将来予想されるもっと強い毒性のインフルエンザに対応する心構えとして今の薬の無駄遣いを止めること。
マスクは無意味。

傾聴に値するサイトです。

http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/50abd509063b73088e8e3ff1f55f2712

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月18日 (月)

新型インフルエンザ

大阪、神戸で新型インフルエンザが拡大しています。通年、日本ではインフルエンザに罹患する人が1500万人、亡くなる方が15000人。死亡率が0.1%。今回のインフルエンザは死亡率が0.4%。通常の4倍です。
特徴として若い人が多く感染、発病しています。これは過去に似たウイルスが流行し、年長者はある程度の免疫を持っているからだと考えられています。しかしウイルスは突然変異します。神経質にならないよう健康状態を保ちながら衛生に努めましょう。
東洋医療では内因(内面の問題)と外因(環境の変化)
に不内外因(生活スタイル)の偏りが病気を生むといいます。心配しすぎは内面を傷めますから、極力穏やかに、健康に留意した生活を心がけましょう。

以下のサイトは参考になります。
感染症診療の原則
http://blog.goo.ne.jp/idconsult

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月13日 (水)

愛知学院大学モーニングセミナー 心臓

昨日、朝7時からの愛知学院大学モーニングセミナーに出かけました。

今回のテーマは心臓。

「あなたの胸キュンは大丈夫!?」

―心臓の鼓動を考える―

講師は名古屋市立大学大学院医学研究科

心臓・腎高血圧内科学 大手信之先生

詳細は近日中に愛知学院大学のサイトに動画や資料が掲載されますからそちらをご覧ください。

http://www.agu-web.jp/~seminar/

心臓は自覚されないほうが健康であること。

放置してよい不整脈と危険な不整脈があること。

必要なら薬や外科的処置が奏効すること。

心臓疾患で怖いのは心不全や心筋梗塞だが、脳卒中を誘発することを忘れてはいけない。

冠動脈は70%狭窄しないと症状が出にくいこと。

高血圧、高血糖、高脂血症は危険要因であることに間違いない。

などの話を映像を見ながら説明していただきました。

来月は「サブプライムローン」の話。

7月はたかべしげこさんの朗読で「なめとこ山の熊」(宮澤賢治)だそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月14日 (土)

メタボ対策

治療室に血圧計と体脂肪計が置いてあります。
ご自由にお使いください。
体脂肪計は使い方をお教えします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月10日 (火)

マルチビタミン・マルチミネラル

以前から用いていた栄養補完食品マルチビタミン、マルチミネラルの代わりを探していました。
値段が手ごろで内容量もきちんとしていた商品でしたが、ある宗教団体が製造販売しているので、どうも釈然としなかったのです。
最近、アメリカのメディカルグレード「ダグラスラボラトリーズ」と代理店契約を結びました。
メディカルグレードとはアメリカの医師が医療用に用いているサプリメントです。
内容がきちんと管理され、クライアントに最適な商品が提供できそうです。

まずは日常のベースとなる栄養食品。これが基本です。
カロリー過多で栄養不足の現代人には最適なのではないでしょうか。

Bvitamin

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月18日 (木)

訪問リハビリ・マッサージ

訪問リハビリ・マッサージを始めて三十年になります。

それは私が鍼灸・マッサージの資格を取って以来の歴史と重なり、よくも今日まで続けてこれたものだなという感慨にもつながります。

初めての患者さんは65歳の元教師でした。

脳梗塞で右半身の麻痺と言語障害。

努力家で小学校1年生から6年生までの漢字と計算ドリルを二回やり遂げ、日記も左手で毎日付けておられました。

この方のお宅へはなんと15年も訪問し、最後はご本人の大腿骨頸部の骨折や介護している奥さんにうつ病が発症したため中止となりました。

游氣風信5号はこの方がモデルで書いたものです。

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/yuki/y005.html

二番目の患者さんは先ほどの方とほとんど同時に開始した方で、農業と行商で一家を支えてきた77歳の男性。空襲で二人のお子さんと家を消失するという悲劇を跳ね返して後のことです。

頑健が自慢の方でした。それが過信になり雪の日に上半身裸で畑仕事をしていて脳出血。左半身麻痺でした。歩行できないまま退院されたのですが、訪問リハビリ・マッサージで杖歩行が可能となりました。

游氣風信63号はこの方のことです。

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/yuki/y063.htm

そんな具合にこの仕事を開始して三十年。

最初の十年はまだ制度が十分に整っておらず、その上、周知もされていなかったため患者さんも家族も私も何も分からないまま模索していました。

お宅を訪問するのは私たちマッサージ師と月に1から2回の主治医の往診。さらに数か月に1度の保健婦。在宅患者を抱え込んだ家族は本当に大変でした。精神を病んでしまうケースも少なくなかったのです。

当時から訪問マッサージは健康保険適応でした。ですから費用はほとんどかかりません。障害者医療適応の方が多いので無料のケースも多いのです。これは大変利用しやすい制度です。しかし、その他の制度がありませんでした。

十年経った頃、措置による制度が充実してきました。保健婦が積極的に在宅患者を掘り起こし、ヘルパーの派遣や福祉機器の貸与や譲渡が行われるようになりました。これは画期的なことで、この頃から在宅患者はヘルパーによって清潔に保たれ、保健婦のアドバイスもあり家族もほっと息がつけるようになったのです。

さらに十年経つとご存じのように介護保険が生まれました。

こうして家族内で抱え込んでいた介護が外部化され、在宅患者は公的存在として認知されることになりました。

介護保険料や利用に基づく費用の負担はあるものの、患者、家族共々、大いに助かるようになったのです。

以下にも訪問体験記が書いてあります。

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/yuki/y006.html

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/yuki/y031.html

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/yuki/yaoi.htm

介護保険に関して(現行とは異なる部分もあります)

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/yuki/y124.htm

訪問リハビリ・マッサージの変遷(個人的感想です)

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/yuki/y169.htm

さて、今後はどうなることでしょう。

福祉予算の問題と少子高齢化の問題は待った無し。

社会全体が持てる能力をシェアしていかないと介護保険の存続は難しい状況です。

元気な高齢者が特定(虚弱)高齢者を支援する時代はもう始まっています。

また自助努力(栄養や運動、生活スタイル)によって一人一人が被介護者になる状況を先送りすることも必要でしょう。

そうすれば結果として介護を受ける期間が短くなりますから、社会も家族も、何より本人が一番助かるのです。

来年はこうしたことも踏まえて、健康予防、介護予防に役立つ教室を考えています。

一応私も介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格を持っていますし、介護予防運動指導員の認定を受けていますから。

ケアマネ受験記

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/yuki/y177.htm

介護予防運動指導員に関して

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/yuki/y200.html

訪問リハビリ・マッサージに関してはHPをご覧ください。

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/newpage%20zaitaku.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 6日 (木)

東洋医療

愛知大学の「暮らしに活かす東洋医療入門」第6回を終えました。

今日のテーマは「脾」。

知られているように東洋医療の「脾」は水穀つまり飲食物をいのちに作り替える仕事を担っている内臓です。それから考えると今日の医学で明らかにされている「すい臓」を中心にした消化発酵の中心と見た方が理解しやすいでしょう。

脾を消化発酵と考えたのは増永静人です。

いずれにしても「地の気」とされる飲食物をいのちに変換するのが「脾」の作用と考えればいいと思います。それをさらに分節して内臓という物質として理解しているのが現代医学です。

医療は医学を元にしていますが、臨床は有用で害がなければ何でもありという側面があります。

ということで、東洋医療の概念的内臓である「脾」の考え方と現代医学のすい臓を学習し、脾経を実感するべく実習を行いました。

さらには経絡を感じる方法や触れるコツ(これも増永の二点弁別を二点融合に持っていく技術)をペアで勉強しました。

参加者には肩こりさんが多いらしく、肩こりを溶かす練習はとても熱心でした。

来週は「心」を行います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月30日 (木)

解剖図

今日は愛知大学で五回目の講義。

「胃」とその東洋医療的見解を話し、胃経の経絡導引を練習しました。

生物は「個体保存」と「種族保存」を行う。

その基礎が食。

「生物的食」は「人間的食」になると欲望(知識欲、名誉欲、金銭欲など)として拡大されるという話。

胃経は眼とこめかみの上から始まり、喉を下り、胸を降り、乳頭を通過、臍の両横から大腿四頭筋中央、下腿の脛骨外側を通って足の人差し指で終わります。

それは食物を見つけ、歩み寄り、咀嚼し、嚥下するという一連に関係づけると覚えやすいものです。

実際に胃経に触ったり触られたりして経絡の実感をし、さらにそれに先立って「触れる」という稽古も行いました。

今日は解剖図の手ごろなものを発見したのでプリントして配布。

gooのヘルスケアというサイトに素晴らしいものがあったのです。感謝。

http://health.goo.ne.jp/medical/mame/karada/index.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月14日 (火)

笑いは脳を活性化する!

愛知学院大学モーニングセミナーに行ってきました。

今回で31回だそうです。私は8割以上は出席しています。

本日の演題は

笑いは脳を活性化する!

―あなたも笑って健康!!―

講師は金城大学人間科学部教授 森下伸也先生。

タイトル通り愉快なお話でした。

のっけから某大学の入試問題が紹介されました。

「おい、メアリー、

赤ん坊がマッチをのみこんじゃったぞ」

「じゃあ、このライターを使いなさいな」

このユーモアについて論考を述べるのが試験問題のようです。

さらにもう1問あります。

朝日新聞連載の4コマ漫画、いしいひさいち作『ののちゃん』。

これはマンガですから紹介できません。セリフだけを書きましょう。

1コマ目

「校長センセ知らない?」

「倉庫の修理じゃないですか?」

「確かフェンスの修理を。」

2コマ目

「焼却炉の修理ですよ。」

「いや、トイレの水道の修理のはず。」

3コマ目

「ふう、どこかの修理じゃあ、どこだかわからないわ。」

「校内アナウンスすれば。」

「古くてこわれてるんです。」

4コマ目

放送室

「校長センセ!」

というものです。

この漫画について考察するのも入試問題。

東京大学の入試だそうです。

400字詰めで6枚。

粋な問題ですね。

この後、サラリーマン川柳の話とたたみこんで少し難しい話に移ります。

笑いの医学的効果

1 笑いは膠原病にきく  N.カズンズの体験

2 笑いはがんにきく  NK細胞の活性化

3 笑いはリウマチにきく  インターロイキン6(発痛物質)の抑制

4 笑いはストレスにきく  コルチゾール(ストレスホルモン)の抑制 

5 笑いは糖尿病にきく  遺伝子への作用

6 笑いは脳にきく

  1 脳の活性化

  2 脳血流の上昇 ボケ予防

  3 βエンドルフィン分泌 脳内モルヒネ、快楽物質の活性

笑いで膠原病が治ったという本はベストセラーになりました。そして確か岡山の病院の先生ががん患者を吉本興業へ連れて行って笑いの効果を検証したことも話題になりました。

糖尿病に関しては実体験があります。

ある訪問リハビリに行っている患者さんが糖尿病なのですが、脳の損傷のために感情失禁でとてもよく笑うのです。その方の糖尿病が特に治療もしないのに安定していて主治医が「○○さんはよく笑うからかもしれないね」とおっしゃっていたのが印象に残っています。

脳内にエンドルフィンが出るのは鍼やマッサージでも立証されていますから、治療に笑いを取り入れるのはさらに効果的だと思われます。

笑いの構造を研究したケストラーという人によると、ジョークは無数の構造の中から二つの構造を結合させることで発生するのだそうです。つまり、一見違った現象の中から構造を見つけ、他の構造と結びつけた時に笑いが生まれるのです。そしてそれは直感によってなされます。

ジョークとは二つの連想を結合させる二元結合という知的行為。ユダヤのヘブライ語では叡智とジョークは同じホフマという言葉なのだそうです。その能力は学問や芸術でも大いに発揮されるのです。

講演の詳細は近いうちに愛知学院大学のHPにアップされますからご覧ください。http://www.agu-web.jp/~seminar/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 6日 (月)

緑茶と糖尿病 朝日新聞より」

新聞で興味深い記事を見かけました。

緑茶を飲むことで境界型の糖尿病の改善や発症の遅延効果あったというものです。

きちんとした研究ですし、日常的な飲み物ですから参考になるかと思います。

------------------------------------------------

糖尿病のなりかけに「緑茶が効果」 1日7杯で血糖値改善

http://www.asahi.com/science/update/1004/TKY200810040094.html

2008年10月4日15時21分

 緑茶を1日に7杯分ほど飲むことで、糖尿病になりかかっている人たちの血糖値が改善することが、静岡県立大などの研究でわかった。健康な人で緑茶をよく飲んでいると糖尿病になりにくいという報告はあるが、高血糖の人たちの値が下がることを確認した報告は珍しいという。

 血糖値が高めで、糖尿病と診断される手前の「境界型」などに該当する会社員ら60人に協力してもらった。

 緑茶に含まれる渋み成分のカテキンの摂取量を一定にするため、いったんいれたお茶を乾燥させるなどして実験用の粉末を作製。これを毎日、湯に溶かして飲むグループと、飲まないグループに無作為に分け、2カ月後の血糖値を比べた。

 平均的な血糖値の変化を、「Hb(ヘモグロビン)A1c」という指標でみると、緑茶粉末を飲んだ人たちは当初の6.2%が、2カ月後に5.9%に下がった。飲まなかった人たちは変わらなかった。飲まなかった人たちに改めて飲んでもらうと、同じように2カ月間で6.1%から5.9%に下がった。

 一般にHbA1cが6.1%以上だと糖尿病の疑いがあるとされ、6.5%以上だと糖尿病と即断される。逆に患者の血糖値を5.8%未満に維持できれば優れた管理とされる。今回の成果は、糖尿病一歩手前の人が緑茶をたくさん飲むことで、糖尿病にならずに済んだり、発症を遅らせたりできる可能性を示した。

 2グループで体格や摂取エネルギーなどに差はなく、緑茶からのカテキン摂取量が血糖値に影響したらしい。1日分の緑茶粉末は一般的な濃さの緑茶で湯飲み(約100ミリリットル)約5杯分のカテキンを含み、緑茶粉末を飲んだ人では普通に飲んだ緑茶と合わせ1日に約7杯分のカテキンをとっていた。

 研究の中心で、今春に静岡県立大から移った吹野洋子・常磐大教授(公衆栄養学)は「運動などの生活習慣改善とともに、食事の中で積極的に緑茶を取り入れてほしい」といっている。(田村建二)

------------------------------------------------

ただのお茶ですから試してみてもいいですね。

ただし普段の食生活が肝心であることは言うまでもありません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月18日 (木)

宿題

土曜日朝の「東洋医療入門講座」で、舌診の勉強をしました。

簡単に言えば白っぽい舌は冷え、真っ赤な舌は熱、紫は血の汚れ、黄色い苔は胃腸の問題を示しているということです。

また、浮腫んで歯の跡がぎざぎざと着いている舌は水の過剰(痰飲)、痩せているのは脱水(陰虚)。

呂律の問題は気の問題も孕んでいます。

それで気血水に関連する経穴を調べることを宿題としました。

すでに回答をメールで送ってきた方、詳細な質問をしてきた方もあります。

さて、土曜日はどうなることでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月12日 (金)

夢はうつつか・・・・?

9月9日火曜日、午前7時からの愛知学院大学モーニングセミナーに行ってきました。

今月の講演は愛知学院大学心身科学部教授江口昇勇先生です。

先生は臨床心理学ご専門、ユング派のカウンセラーだそうです。

夢は普段意識によって抑圧されているその人本来の衝動的なものを、睡眠中に解き放ち、精神のバランスを取るために重要な役割を指定ます。

細かな内容は以下のサイトで資料や動画をご覧ください。

http://www.agu-web.jp/~seminar/index.php?ID=19

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 7日 (日)

身体を外から観る

6日の東洋医療入門講座は腹と尺部の切診を行いました。

特に尺部(前腕)に対して労宮を用いた切診の練習を互いに行うことで手掌の感覚を確かめ合いました。

労宮は掌の中央の窪みで、導引体操や手当てで重要な部位となります。

前腕外側にある外関や内側の内関というツボを労宮で感じるための身体の使い方、気持ちの置き方を身をもって学んだのです。

ここしばらく、古来から人は身体や病気をどのように把握してきたか。解剖学が発達せず、体表からの情報を重視した漢方。その歴史を辿るために古典にある脈(六部定位や三部九候)、日本で発達したといわれる腹の観方を通して追体験してみました。

次回からは望診、特に舌の診方を行います。

資料は続けて『今日の漢方診療指針―診断と治療』(松本克彦編著)を参考にします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月13日 (火)

高齢期の快適な食生活のために

今朝、愛知学院大学のモーニングセミナーへ行ってきました。そこでセミナーの案内をいただいたのでご紹介します。

高齢期の快適な食生活のために

入場無料

会場 110周年記念講堂(愛知学院大学 楠元キャンパス)

    地下鉄東山線「本山駅」1番出口から徒歩5分

日時 2008年6月8日(日) 14:00~16:00

演題 「食べることは生きること」

    「高齢者の忘れてはならない栄養問題のポイント」

    「義歯で快適に食べる」

問合 052-759-2154 愛知学院大学(担当:竹内)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月 4日 (火)

鍼灸について

社団法人日本鍼灸師会が鍼灸のわかりやすい説明をホームページに掲載しました。

http://www.harikyu.or.jp/pdf/shinkyuuFB_Web_kaitei.pdf

ぜひご覧ください。

三島

h-mishima@nifty.com

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 5日 (水)

哀悼 戸部雄一郎先生

鍼灸専門誌『医道の日本』最新号で同社会長戸部雄一郎先生がお亡くなりになったという追悼特集を拝見し、大変驚きました。前社長宗一郎先生がお亡くなりになってさほどの年月を数えていません。全く存じ上げなかったのですが、先生は胃がんで長く闘病されていた由、ただただ深く哀悼の意を表すばかりです。

わたしが雄一郎先生に初めてお会いしたのは鍼灸学校一年生。昭和五十一年の夏休みだったと記憶しています。名古屋から一か月上京し、経絡指圧の勉強のため増永静人先生の治療室に出入りしていました。せっかく上京したのだからと医道の日本社新宿支店に書籍を購めにまいりました。その折に応対してくださった方が雄一郎先生でした。『黄帝内経』や幾つかの書籍をレジに持っていきましたら、色々と話しかけてくださいました。何処から来たのか、何処で勉強しているのか、この本は推奨できるとか・・・。

そして、最後に「自分は本を読んで勉強する学生が大好きだ」とおっしゃられ、今後の勉学に多いなる励ましをいただいたのです。

その後、わたしは『医道の日本』誌に、幾つかの論を発表いたしました。そのご縁で父上の宗一郎先生から何度かお便りをいただき、約十年に亘って「新年のことば」を書く機会もいただきました。さらには五百号記念号の原稿も依頼され、有難く書かせていただいたことも懐かしい思い出です。

雄一郎先生とは新宿支店でお会いしただけで、その後の交流は無かったのですが、『医道の日本』昭和六十年五月号「キネシオ・テーピング法の治療法をめぐって」という座談会に招いていただき、その席で再会いたしました。

その座談会は「キネシオ・テーピングを試みて」という拙論が同誌に掲載され、加瀬先生から返礼のように「三島先生のキネシオテーピング」という論が掲載された後を受けた企画でした。おそらくわたしがキネシオ・テープの症例報告者第一号だったのでしょう。

新宿の料亭で行われた座談会の後の会食で、雄一郎先生に数年前お会いした話をいたしました。先生は記憶を辿るように遠くを望む目をされながら「そう言えば、増永先生のところで勉強しているという青年と話したことがある、彼が三島先生でしたか」と仰ってくださいました。

それから二十年、治療家としていつも障壁に突き当たっています。技術のこと、患者との対応のこと、経営的なこと。挫けそうになることばかりでした。それでも心の奥底にはあの初学の頃、雄一郎先生から「自分は本を読んで勉強する学生が大好きだ」と励まされた思いが通奏低音のように支えてくれています。

先生、どうぞごゆっくりお休み下さい。

游氣塾 三島治療室

三島広志

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/

h-mishima@nifty.com

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月22日 (木)

風邪の治療方針

最近、医院で頂く風邪薬の量や注射が減ったそうです。

わたしは基本的に風邪薬は飲まないのですが、患者さんから色々と似たような話を聞きます。

それはどうも以下のような治療指針が学会から出ているからのようです。

参考にしてください。

成人気道感染症診療の基本的考え方 日本呼吸器学会

風邪の治療方針 

1、風邪はほとんど自然に治るもので、風邪薬で治るものではない。

2、風邪に効く抗ウイルス薬はない。 

3、抗生物質は風邪に直接効くものではない。 

4、抗生物質を頻用すると、下痢やアレルギーなどの副作用がある。 

5、抗生物質を頻用すると、薬が効かない薬剤耐性菌が出現する。 

6、市販の風邪薬は、症状を緩和する対症療法にすぎない。 

7、市販の風邪薬の広告は、風邪に対する過剰な治療を推奨するかのような印象を与えている。 

8、風邪による発熱は、身体がウイルスと戦っている免疫反応で、ウイルスが増殖しがたい環境を作っている。むやみに解熱剤を用いない。 

9、いかなる薬物にも副作用が起こり得ると考え、薬を服用した場合は薬物名と量を記録しておく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月 6日 (土)

元気で長生き

老研式活動能力指標

1.バスや電車を使って一人で外出できますか?

2.日用品の買い物ができますか?

3.自分で食事の用意ができますか?

4.請求書の支払いができますか?

5.銀行預金、郵便貯金の出し入れが自分でできますか?

6.年金などの書類が書けますか?

7.新聞を読んでいますか?

8.本を読んでいますか?

9.健康についての記事や番組に関心がありますか?

10.友達の家を訪ねることがありますか?

11.家族や友人の相談にのることがありますか?

12.病人を見舞うことができますか?

13.若い人に自分からはなしかけることはありますか?

1~5は活動的な日常生活を送るための動作能力

6~9は余暇や創作など積極的な知的活動能力

10~13は地域で社会的な役割を果たす能力

元気で長生きの十か条

 

1.血清アルブミン値が高い

2.血清コレステロール値が高過ぎず低過ぎず

3.足が丈夫である

4.主観的健康感がよい

5.短期の記憶力がよい

6.肥り方は中くらい

7.タバコは吸わない

8.お酒は飲み過ぎない

9.血圧は高過ぎず低過ぎず

10.社会参加が活発である

東京都老人総合研究所が65歳以上の幅広い年齢層の元気で生活が自立している人たちの長生きの条件を分析した結果に基づく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月18日 (火)

介護予防運動指導員

東京都老人総合研究所が認定している「介護予防運動指導員」に合格しました。

これは特定高齢者(65歳以上の虚弱高齢者)が、一日でも長く自立した生活を送れるように指導するものです。

受講内容は

介護予防概論

介護予防評価学

介護予防統計学

行動科学概論

リスクマネジメント

高齢者筋力向上トレーニング特論

高齢者筋力向上トレーニング実践

転倒予防特論

失禁予防特論

低栄養予防特論

口腔機能向上特論

認知症予防特論

以上を総花的に学習したので知識を齧っただけです。

これから実践しつつ深めて行こうと思っています。

関心のある方はご連絡ください。

メール

HP

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月 5日 (木)

東洋医療 初講義

今日、愛知大学車道校舎での愛知大学オープンカレッジの指導に行ってきました。

「東洋医療入門講座」の第一回目です。
「東洋医療入門」と称するものの、実質は「経絡導引講座」。
漢方の基本的な考え方と呼吸法の基礎、そして講座の全体像を示して一回目を終了しました。
参加希望者は13名。本日は11名の参加でした。

今後は経絡の勉強と呼吸法、経絡を啓く体操を個別経絡でやりつつ、全十五回が終了する頃には身体と経絡の関係づけが個々人の身体内に馴染んで、みなさんの日常の生活に役立ってもらえればいいなと考えています。

今日やった実技は、丹田を意識するための仙骨呼吸。
下丹田と中丹田、上丹田を行き来する、つまり任脉・督脉の呼吸。
そして呼吸で体軸が形成されると身体が安定して体重が重く感じるという実験。
それらを全員でやりました。

さらに筋力と経絡力の違いを体感して貰うべく、わたしが全員の身体を推してその大きな違いに驚いてもらいました。
わたしの身体がほとんど動いていないのに大きな力が加わってくると具体的に驚かれる方がいてまずは実験成功。
これからが楽しみです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月21日 (日)

あるある でっち上げ

あるある でっち上げ

ある健康情報バラエティが納豆を朝晩食べると二週間

で痩せるという情報を流したそうです。 そのためにスー

パーマーケットなどで納豆品切れが相次いだとか。

ところがその実験データもアメリカ人学者の翻訳も捏造

したとテレビ局が謝罪しました。

愚かさもここに極まれりです。

わたしはあの番組は事実の誇張どころか情報を捏造し

ている悪徳番組だから、信用しないようにと患者さんに

は注意していました。

特に栄養とか血液型占いなどはひどいものです。

この件に関して森羅情報サービスというブログにテレビ

関係者の本音が引用されています。参考に読んでくだ

さい。

http://www.kenji.ne.jp/blog/

そもそもあの番組の進行は秀逸なエンターテイナーであ

る堺正章氏と往年の職人コメディアンの志村けん氏です。

二人の仕事は正しい科学情報を伝えることではなく、視

聴者をはらはらさせた挙句に笑いを提供することです。

その点でお二人は見事に仕事をこなしています。ですか

ら番組の情報はお笑いのネタなのです。

今回の事件の責任の一半は視聴者にもあります。

お笑い番組を情報番組であると勘違いして信じたことが

問題なのです。 それでもわたしごときの物言いよりもテ

レビの力は圧倒的で、誰もわたしの言うことに耳を貸し

ません。 それで以下の文章を二年近く前にこのブログ

に掲載しました。

今回の事件にちなみ再録します。

2005/03/10

気をつけろ 健康バラエティ

最近、テレビで健康法番組が大流行。

今日も食堂で隣に座っていた中年夫婦らしき人たちが、

新聞のサプリメント広告を見ながら会話をしていました。

「これを飲んだらみんな一週間で痩せたんだよ」ちらりと

見ましたら、今流行のαリポ酸のサプリを指差していま

す。あの番組の情報は実にいい加減なのですが、なぜ

そんなに簡単に人心をたぶらかすことが可能なのか疑

問に思っていました。 そこにこのようなメールマガジン

が届きました。なるほど、だから簡単に騙されるのか。

その種明かし。ぜひご覧ください。

■ガイド記事・コラム/αリポ酸にダマされるな!

αリポ酸(チオクト酸)は中年太りの救世主になるのか?

健康情報バラエティ番組のマル秘テクニックをお教えします。http://allabout.co.jp/fashion/diet/closeup/CU20050307A/index.htm?NLV=NL000164-125

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月 8日 (水)

顔鍼(美顔鍼) 

以前、顔鍼(美顔鍼)について書きました。

北米ではコスメティック鍼として人気があり、それが日本でも徐々に広がりつつあるという内容でした。

わたしは本当に北米で人気があるのか在米の知人にメールで尋ねてみました。アメリカ人と結婚して現在ロスに住むCさんの返事は意外なことにそんな話は聞いたことが無いと言います。夫のBさんに聞いても知らないとの返事。

それではと米国東部に住むIさんにイギリス人女性Jさんを介して聞いてもらいました。Iさんは在日中は毎週わたしのところに治療に来ていた女性です。

ところがこちらもそんな話は知らないとすげない返事。訊ねてくれたJさんも顔の美容鍼は知らないと言います。

やはりマスコミは信用できません。その怪しい情報を信じてしまったわたしも反省しています。ただ、カナダのメディアで紹介されて反響があったというニュースはインターネットでテレビニュースの動画着きで紹介されていましたから、カナダの一部で話題になっていることは間違いないでしょう。

また、先日はテレビのバラエティーで有名な男性タレントが二人、若返りたいということで顔に鍼をしていたそうです。日本でも次第に認知されつつあることは確かでしょう。

そもそも、美容ということでなく、顔の鍼は昔からありました。顔には胃経、大腸経、胆経、膀胱経、三焦経、小腸経といった経絡が走っており、身体と同時に治療対象となっていたからです。それは顔の問題(顔面神経麻痺、三叉神経痛、鼻炎、頭痛、眼精疲労など)だけでなく、全身の調整の一環として顔に鍼をしたのです。

顔鍼に関して、とても面白いことがありました。

先ほどのイギリス人女性Jさん。彼女は毎週のように調整にいらっしゃいますが、必要を感じて顔にも鍼をしました。すると次の日、興奮したメールが英語で届きました。

「今日、三名の知人からどうしたの?何かしたの?顔がフラットだよ」と言われたそうです。フラットになるとはどういうことは今ひとつはっきりしませんが、すっきりしたということか、ややふくよかなタイプの女性ですから本当に顔が平に見えたのか。

経験上、顔鍼をすると顔の輪郭がハッキリしたように見えます。これは顔の筋肉が弾力を取り戻すからです。その結果、若返る感じです。おそらくフラットとはそんなことだろうと思うのです。

Jさんは当然のごとく、次回も顔をリクエストされました。そして翌日勤務している大学でまたまた何名から驚いて尋ねられたそうです。

「どうして顔がそんなにすっきりしているの!?何かしたの?」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月17日 (日)

アスリート鍼

三島治療室の治療代は初回料2000円、治療代5000円と決まっています。

しかし、局所のみの治療を希望される方の局所治療(アスリート鍼)を実施していることはあまり知られていません。

これは、例えば膝の故障のある方で、早く治したいと希望される方の要望に応えて始めたものです。

スポーツ傷害で短期間に集中して治療したいという方におすすめです。

毎回5000円では経済的に大変ですがこれならリーズナブルに対応できます。

もっと時間のかかりそうな方は健康保険の鍼をお勧めします。しかしこれには医師による同意書が必要となります。

同意書は三島治療室にありますので、それを持参して主治医の先生とご相談下さい。

三島治療室

| | コメント (0) | トラックバック (0)

骨粗しょう症

愛知学院大学で行なわれている月一回の早朝セミナーに行ってきました。

今月のテーマは「さりげない日常動作と骨の健康維持」・・骨粗しょう症の予防と日常運動・・

講師は中京大学教養部長 鷲見勝博教授。

当日頂いたプリントを元に内容の紹介をします。

運動不足は肥満の元

 肥満は高血圧、糖尿病、骨粗しょう症、更年期障害などの原因になる。さらに高脂血症から動脈硬化、そして虚血性心疾患。これらが互いに影響を与え合って病気になる。さらに外因としてストレスや喫煙もそれらを助長する。

運動不足は筋力の低下の元

筋力低下はバランス能力低下から転倒、骨折そして日常の生活能力の低下をきたす。

骨の代謝

骨は一年ですっかり入れ替わる。運動は筋力を高め骨の代謝を高める。つまり元気のいい骨を作る。

それに対して筋繊維は一生変わらない。だから筋力トレーニングできる。

骨粗しょう症の危険因子

内的要因

ホルモン因子(女性ホルモン 閉経 卵巣機能異常など)

加齢因子(高年齢)

遺伝因子(人種 白人はアジア人より骨が強いなど)

外的因子

 運動因子(運動不足)

栄養因子(痩せ 低栄養 ダイエット カルシウム不足など)

生活習慣因子(喫煙 飲酒など)

続発性要因

 ステロイド服用 卵巣摘出 甲状腺機能亢進 糖尿病など

上記に対して努力の余地があるのは運動と栄養。

三十歳までにしっかりカルシウムと運動をしておくことが大切。

高齢者でも努力は有効。諦めない。

更年期と閉経

更年期

 期間 閉経前後5年くらい

 平均的な期間 42歳から55歳

閉経

 更年期に起こる最終月経

 日本人の平均閉経年齢 51歳

運動と骨のリモデリング

 1 骨への機械的刺激 骨代謝昂進

 2 全身的なカルシウムの恒常性 骨密度維持

1と2によって筋と関節の連携伸展・屈曲+骨への荷重負荷 骨量の維持・向上・減少の抑制

運動は筋力トレーニング、ウォーキング、ストレッチいずれも効果が見られた。但し、種類によって効果の出る場所が異なる。

EBMによる骨折リスク減少に効果的な運動

EBMとは根拠あるという意味)

1 歩行などの活動性の高い運動:1日30分から60分が骨に効果的

2 週2回筋力を中心とした運動:大腿四頭筋の増強は骨密度増加

3 週1回三年間重量負荷運動プログラム(最大静的運動):骨量に効果なし 動きの無い筋力トレーニングは骨量に影響しない

4 最大心拍数の60%レベルで1日50分、週4回のランニング、歩行運動:骨密度を高める 最大心拍数=220-年齢

5 レジスタンストレーニングの実施:筋量、バランス感覚、身体活動性を高める

転倒・骨粗しょう症予防を目的とした中・高齢者の運動実施を考える

・運動能力の把握

・プログラムの策定

・最低週1から2回、1回30から60分の運動

・家庭や地域で実施可能な運動方法を導入(個人の活動性を考慮する)

・可能であればアドバイザーの常駐する施設を利用する(気分転換)

・柔軟性、筋力、呼吸循環、全身持久性を考慮した運動が望ましい

有酸素運動で脂肪の代謝や女性ホルモンの産出が行なわれる

善玉コレステロールが増える

運動の習慣化への自助努力

(米国国立老化医学研究所指針)

・肥満や糖尿病など慢性疾患のリスクの軽減に効果的な運動は軽度から中程度のかなり少ない運動量でも十分効果が認められる。

・従来の健康保持増進を目的とした運動は心肺能力の向上(有酸素運動・ジョギング・エアロビクスなど)が中心であった。しかし、軽い筋力トレーニングやストレッチを併用すれば慢性疾患の予防や回復により効果的である。

1回に10分以上の運動を1日に合計30分以上、ほぼ毎日実施すれば十分に効果が期待できる。

運動の強度と血中乳酸濃度

 筋肉痛は乳酸の蓄積。運動抑制物質。筋肉痛がでるまでやらなくても効果がある。

体力増加から病気の予防へ

運動に対する意識を変えると

運動の親近感

生活・仕事などのスケジュール調整が容易

高齢者病後衰弱者でも可能

となる。そのためには

ローインパクトエクササイズ(日常生活の身体活動+軽筋力トレーニング+ストレッチ)が最適である。それによって「生活の自立 骨粗しょう症や病気再発予防」が可能となる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月22日 (火)

ハリと甲子園 斎藤投手の力投

甲子園の夏が終りました。

今年は1969年、第51回大会の三沢対松山商戦以来37年ぶりの引き分け再試合ということで大いに盛り上がったようです。しかも早稲田実業の斎藤投手が涼しい顔と爽やかな投球で大人気。女性たちは老いも若きも黄色い歓声を上げています。丁寧に畳んだサックスブルーのハンカチで汗を拭う姿も美しくハンカチ王子などと呼ばれ、ハンカチメーカーまで話題になっているのは愛嬌でしょうか。

さて、鍼灸師としてうれしい記事もありました。

スポニチ 8月21日

斎藤は今センバツ2回戦で関西と延長15回引き分けの死闘を演じた。再試合を制したが、3連投となった準々決勝の横浜戦で3回6失点KO。スタミナ不足を痛感し、ウエートトレーニングと走り込みで下半身を鍛えた。右足にタメをつくるフォームに改造して最後の夏に臨んだ。今大会通算830球、この3日間で435球を放った。疲労がないわけがない。試合後は30分間のハリ治療。握手もできないほど握力はなくなっている。それでも宿舎では焼き肉、焼き鳥に丼ご飯もしっかり平らげて再戦に備えた。

スポーツ報知 8月22日

 疲れた。暑い。苦しい…端正なマスクの下に弱音を押し隠し、仲間を信じて投げ続けた。前日は何度か「腕がちぎれそう」とひとり言のようにつぶやいていたが、気力と精神力で自分自身を支えた。宿舎に帰ってから、大会期間中、持ち込んでいる1台約400万円の高気圧高濃度酸素装置、通称「ベッカム・カプセル」に1時間半入り、マッサージ、ハリ治療と考えられるケアを施した。この日の朝も40分間、ベッカム・カプセルに身を沈め、ギリギリまで疲労回復に努めた。「西東京大会の時から、ずっと仲間を信じて、部員全員を信じてマウンドを守ってきました」陰になり、支えてくれた人たちへの熱い思いが、疲れているはずの体を軽くした。声援を送ってくれたアルプス席にあいさつに向かう際には、感極まって涙を流した。

中日新聞 8月21日夕刊

斎藤投手は四日連続の登板。はり治療を受けたといい「体は軽くて疲れはない。自分でも驚いている。勝って校歌を歌っている自分を思い浮べて寝た」と笑顔で話した。

斎藤投手の力投の陰にハリやマッサージが貢献していたのです。これは鍼灸師の一人としてうれしい事実でした。

記事の中にベッカム・カプセルのことが書かれています。これは高気圧高濃度酸素装置。大きな病院などに置かれていた医療機器です。前のワールドカップ直前に骨折したベッカムがこの購入して治癒を早め話題になりました。

最近の酸素ブームでデパートなどの癒しスポットに置かれています。疲労回復にいいという触れ込みで。ただし、専門家からは高濃度酸素の使用は体内に活性酸素(毒性の酸素)が必要以上に発生するので、抗酸素の栄養素の補給が不可欠だといいます。

つまり酸素をもって新陳代謝を早めるのですから、老化も早まるということ。蝋燭に酸素を吹きかければ明るく輝くでしょうが、燃え尽きるのも早いですね。それと同じことが体内でも起きるわけです。くれぐれも使用は慎重に。本来は医療機器ですから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月13日 (木)

宇宙医学 重力は生物に何を与えたか

7月11日、恒例の月一セミナー、愛知学院大学モーニングセミナーへ行ってきました。四月から始まっていますが、毎回雨のような気がします。もちろん梅雨時の今月も雨でした。7時開始8時終了。バナナと牛乳がついて無料というまことに親切なセミナーです。

今月のテーマは「宇宙医学 重力は生物に何を与えたか」。講師は藤田保健衛生大学 衛生学部教授 長岡俊治先生。

宇宙医学とは突飛もない話のようですが、これが実は我々が我々であるために実に身近なテーマであると同時に、寝たきり老人などの介護医療に関して重要なヒントとなるのです。

お話はロシアの宇宙飛行士が宇宙に長期滞在した後、身体に重大な、しかも予期せぬ事態に陥るところから始まります。なぜなら彼らは地上での生活に対応できなくなっていたからなのです。

地球上の生物は常に環境の影響下にあって進化してきました。それら環境は当然あるものとして存在していますから、あまりに身近なゆえに却ってその重要性に気づくことは困難です。魚は水の存在を知らずに生きています。彼らが水の存在を知るのは地上に出たときです。呼吸の問題と自由に動けない問題。同様に人は重力の重要性は宇宙空間に飛んで初めて解明できるのです。無酸素状態は地上で作ることが可能ですが、無重力を地上で長時間作ることは困難です。

以下は講師の長岡先生のまとめられた資料から抄出します。ところどころ当日聞いたお話を括弧で囲ってつけます。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

・地球型生命の誕生は35億年以前。陸上に動物が現れたのは約7億年。人類の起源は200万年前とも500万年前とも。

・地球生命への試練とも言える大異変が何度も繰り返されてきた。還元雰囲気中で誕生した生命が酸素呼吸生物へと進化した変化、単細胞生物から多細胞生物への進化、水中から陸上への進出、地球環境の広域的な変動による大規模な絶滅(大型爬虫類の絶滅)

・プロセスで重要なことは生物自身の多様性と生物をとりまく大気、温度、海、紫外線や放射線などの環境因子。生物は地球の環境に適応せざるを得なかった。

・人類を含め地上で進化した生物にとって、地上にいる限り重力は空気と同じように全く透明な環境因子。生物の機能はいたるところで重力を積極的に利用。動物の行動は重力によって支えられかつ、制限されている。植物は行動することはないが、自らの体を支える必要があり、重力に逆らって水分や栄養分を汲み上げる必要がある。

・「生物にとって重力とはいったい何か」という基本的な疑問に対して、私たちは地上にいる限りこれまで確実な答えを与えることができなかった。宇宙の無重力環境という、生物が進化的には全く経験したことのない環境が実現できるようになり、この分野の研究は大いに発展。

(毛利さんが宇宙へ行ったとき、蛙の跳躍実験が計画されていた。しかし事前に飛行機による無重力状態で実験したところ、蛙は天井にぶつかり、壁に跳ね返り、床にたたきつけられるというビリヤード状態になって失神、あまりに危険だということで実験は中止になった)

(無重力状態では水は丸やリングなどさまざまな形になる。さらに水は付着する性質を有する。最初に宇宙で入浴しようとした飛行士は45分かかった挙句、水が顔に付着して窒息死しそうになった。宇宙での入浴はきわめて危険であることが判明)

・宇宙医学は老化に伴う骨や筋肉、あるいは平衡失調といった地上の疾病や障害にも密接な関連がある。

・ヒトが宇宙環境に曝された場合、「重力に最も敏感に応答する内耳系」や「重力に最も影響されやすい体成分」である血液などが短時間で再分布する。宇宙酔いなど。

 (宇宙酔いの症状は悪心、嘔吐、顔面蒼白、冷や汗などいわゆる自律神経症状)

・これ以外にも、心臓を中心とする血液循環能、体液量、空間識とよばれ日常生活に必要な上下、水平、垂直感覚など、多くの生理機能が一時的な変調を示した後、一定の期間を経て今度は地上とは別の状態へと適応。

(宇宙飛行士は無重力に慣れると、ペンを空中に置いて作業したりするようになる。それで帰還後、うっかり空中にコップなど置いて割るという失敗をすることがある。あるいは高いとこら踏み出そうとする。宇宙空間では身体が宙に浮くから問題ないが地上では墜落してしまう)

・「重力を支える器官」である骨や筋肉の変化については、どこまで変化が続くのかその範囲はまだ分かっていない。特にカルシウムの減少や宇宙放射線の影響は、ずっと時間的に蓄積されると言われている。しかし、まだ完全に説明できるだけ十分なデータが蓄積されていない。

・微小重力に長時間さらされていると、血液量が減少するばかりでなく、心臓の機能も低下。血液循環を調節する自律神経の働きもそれに伴って低下。

(心臓が胸という身体の上部にあるのは重力に逆らって脳まで血液を送るため。蛇も木に登るので心臓は頭寄りにある。しかし水中の海蛇は無重力に近い環境に棲んでいるので心臓が身体の中心にある。したがって木に上ろうとすると脳貧血を起こす可能性がある)

・宇宙飛行士が地上に帰還したとき、起立耐性減少(立ち眩みがはげしくなる)や運動能力低下といった問題を引き起こす。原因は無重力環境で生じる体液の上半身への移動を伴う再分布を心循環系の自律調整機能が全身に過常に体液があると解釈してこれを減らすために起こる。

・同じような現象は何日もベッドに寝たきりの状態でも起きることがわかっており、短時間では人が水中にいる状態でも起きている。

・無重力環境の宇宙飛行士は体重を支えたり、重力に逆らって運動する必要がないため、必要な運動量や力は非常に少なくなる。すると、筋肉の萎縮が起こると同時に体内からカルシウムの排出がはじまり、しだいに骨密度が低下する。

・加重の大きい骨のカルシウムほど逃げやすい。負荷のかかる筋肉(抗重力筋)ほど、宇宙での萎縮が激しい。ヒトの場合はふくらはぎ。地上でも運動をしないと抗重力筋は徐々に別の筋線維に変化していく。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

わたしが依頼された寝たきりの患者さん。今年の冬にはベッドからトイレまで歩けたのですがコタツで足首を低温火傷して歩行禁止。3ヵ月後やっと火傷が治ってさあトイレにと思っても足が全く役に立ちません。ケアマネさんから依頼を受けてリハビリを開始しましたが、この暑さに負けてしまいなかなかはかどりません。

この場合、弱ったのは足の筋肉だけでなく、体幹の筋肉、そしてバランスをとる神経。血液を送り出す心臓の力。そうした総合力の上に歩行が成り立っていることが今回の宇宙医学の話でよく分かりました。

以前、西洋人は重力を束縛と考えると聞いたことがあります。神から与えられた束縛=原罪としての重力。それに対して強い筋力で立ち向かうのが西洋流です。たとえばスポーツでも筋肉トレーニングで身体を強くして成果を挙げようとします。

それに対して日本では重力は和すものと考えてきました。日本人の旧来の身のこなしは重力との良き関係性の上に成立していたのです。ですから同じ格闘技でもお相撲さんや柔道家はどちらかといえばぽっちゃりした身体となり、レスラーは筋肉隆々となります。

今日では両者の良い点をそれぞれ取り入れて訓練されていますが、重力を対抗すべきものとして筋力トレーニングをすると筋肉が硬く、むきむきとなって豪快ですが美しくありません。それに対して同じバーベルを持ち上げるにしてもその重力と和そうとすると、筋肉のつき方が違ってくるようです。どことなく筋肉に知性を感じます。すると技術に必要な筋肉が意識的に形成されるので動きも精緻になるのです。

重さに対してがむしゃらに抵抗して作った筋肉は期待に反して技術の邪魔をすることが多く、それはすぐれたアスリートでも筋肉トレーニングを取り入れて駄目になった多くの例が証明しています。

やってみるとすぐに分かりますから、ちょっと実験してみてください。

一歩踏み出すとき、足の筋肉でえいっと踏み出すと力強く見えます。

次にふっと膝を抜くようにして移動しますと能役者のような仕草になります。膝を抜くという感覚が分かりにくいかもしれませんが、能役者のような気持ちになってみると理解できるでしょう。この動きが日本人古来の動きの基本にあったのです。それらは古武術や日舞などに継承されています。今日、そのよさが再発見されてスポーツに取り込まれつつあります。

重力の中に生きているわたしたちは重力といかに上手に付き合っていくかが重要な課題となります。重力は束縛ではなく、生物は重力の中で重力の影響下で進化してきたとセミナーで教わりました。重力はわたしたちを支持すると同時に制限もするのです。しかし重力に制御されたままでは寝たきりになってしまいます。

重力は宇宙開発や医学に関係するだけでなく、日常の何気なく歩くという行為、箸を使うという仕草、着物を脱ぐという動作、寝転んだり立ち上がったり、しゃがんだり・・・あらゆる側面に関係しています。

今回のセミナーは改めて重力と日々の暮らしや営みとの関係に目を開かせてくれました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月24日 (土)

アルゼンチン

アルゼンチンからご主人の仕事(自動車会社)に同道されたKさんが経絡指圧の勉強に来ています。

彼女はアルゼンチンの大学で理学療法を勉強された方で、帰国後は指圧も加味した技術を提供したいそうです。今回日本に来た機会を活かし、どうしても経絡指圧の勉強がしたいと親戚の知人を頼ってわたしのところへ来られました。

わたしを彼女に紹介した方は医療機器の会社を経営しておられる方でわたしとは何の面識も無く、全く偶然にHPで知ったということでした。

Kさんはすでにわたしの恩師増永静人先生の本(英語版)を読んでおられ、初回からいきなり質問攻めにあいました。その熱心さにはたじたじです。

彼女は日系の4世で日本語がとてもお上手です。4世くらいになると日本語は全然ダメという方も多いのですが、彼女のご両親もそのご両親もみな日本人なので言語がきちんと伝わったのでしょうか。ご主人も4世で日本語はぺらぺら。もっとも達者なのは会話であって、読み書きは難しいようです。

ですから講習は日本語で問題なし。専門の医学用語は英語を交えて行ないます。わたしの片言英語と違って極めて堪能な英語ですから羨ましい限り。

あと半年ほどの滞在だそうで、その間に全部で10回の講義をします。

中南米からわたしの塾に来られた方はブラジル、ペルー、トリニダード・トバコ、プエルトリコに続いて5カ国目です。

今年は春先にアメリカの女性が1ヶ月以上熱心に勉強に来ました。海外に一度も出かけたことがないわたしですが、部屋にいながらにして様々な国の方とお会いできるのはありがたいものです。

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/

http://plaza.rakuten.co.jp/yukijuku/

h-mishima@nifty.com

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月 8日 (木)

保険治療 料金改定

四月の医療費改定の余波で六月から鍼灸マッサージの保険治療代も改定されました。
以下に簡単に紹介します。

鍼灸
    初回 2680円 が 2710円  一回目の料金です 30円up
    一回 1520円   据え置き 二回目からこの料金です
マッサージ
   一局所  240円 が  250円  10円up
   訪問料 1875円 が 1870円   5円down

以上が保険治療の料金です。
保険治療には医師の同意が必要となります。

マッサージは脳梗塞後遺症などのように麻痺を呈している病気のみに保険が適応します。
鍼灸は痛みを伴うもので原則として
  神経痛
  リウマチ
  頚腕症候群
  五十肩
  腰痛症
  頚椎捻挫後遺症
となります。
上記に当てはまらない疾患でも痛みがあって、医師が同意されるなら保険適応です。

現金での一般治療は従来通り、一回5000円 初回料2000円

詳細は游のページ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月30日 (木)

講習終了

先々号で親子二代の指導について書きました。

そのFさん、昨日、予定の講習を無事終了しました。

週4回、6週間、熱心に通われました。

20歳の女性一人。言葉の通じない国で大変だったでしょう。ご苦労様。

わたしのひどい英語でどこまで伝わったのか分かりません。

マッサージは米国でしっかり勉強してきました。しかし似て非なる指圧の「触れる」という基礎の基礎がなかなか難しく、姿勢作りと相まって苦労しました。

しかし、最後の週に入ってどうにか形が出来上がり、圧の軸も定まってきて一安心。帰国に間に合ってやれやれでした。

来月の3日には離日してオレゴンに戻ります。

桜も間に合い、穏やかな春の風合いを楽しんで帰国してくれればと思います。

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/

h-mishima@nifty.com

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月21日 (金)

ギックリ腰

ギックリ腰

35歳男性がギックリ腰で治療にいらっしゃいました。その簡単な報告です。

ファンヒーターを出そうとして持ち上げたとき、腰がギクッときて痛み出した。

以前にもギックリ腰の経験がある。しかし、昨年末、急性腰痛の原因が尿路結石だったので、今回も念のために内科に受診。エコー検査で石は見つからず、血尿も無いので急性の筋筋膜性腰痛の診断。鎮痛作用のあるシップを貼布。

翌日、三島治療室に整体と指圧、鍼の治療を希望して来室。過去に数回の来室がありギックリ腰の治療も受けたことがある。

来室時、背中を伸ばすことが出来ず、猫背の状態でとぼとぼ歩いて治療テーブル(ベッドのこと)まで。辛そうである。

テーブルに腰掛けても背中を伸ばすことができない。痛みと硬直のためである。

骨格的所見では腰椎2・3棘突起の間の狭さく。右側の仙腸関節の可動性の低下。

筋肉的所見では大腰筋と梨状筋の筋力低下。

漢方的所見では脾と腎の虚。胆の実。

脾虚は内臓、特に消化器官の疲れ、腎虚は全体のエネルギーレベルの低下、胆の実は筋肉の硬化を示す。

治療はそれらの経絡に対しての処置を中心にした指圧。

特に腎の経絡を深く指圧して気の流れの促進。

脾の経絡の深いしこりの緩解。

背部と殿部に顕著な筋・筋膜の歪みを調整。これらは経絡として診ることも可能である。

上部頚椎に動きの悪さが現れていたので、整体的骨格調整。

背部に筋肉の強い緊張があったのでキネシオテープ。背中の起立筋に貼布。

術後、背中が真っ直ぐに伸びて息が深く入ってくると足取り軽く帰宅された。

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月23日 (土)

経絡ビタミンEオイルトリートメント

三島治療室の経絡ビタミンEオイルトリートメントは、今まで培ってきた東洋医療にビタミンEオイルを取り入れたアンチエイジング・トリートメントです。

経絡ビタミンEオイルトリートメントの特徴は以下の二つに要約できます。

1) 経絡トリートメント:経絡の滞りを流し、気血水の循環を促す

経絡とは、東洋医療の重要な要素で、いのちのエネルギー(気血水)が流れるところとされています。筋・筋膜、さらには骨膜や内臓に続くネットワークと、身体意識の流れに関連する全身情報網です。血管網や神経網という進化したネットワークのさらに深奥で、意識的動作、無意識的動作に関わらず、心身や内臓を協調して連動させるのが経絡というネットワークです。病気とは経絡を流れる気血水の滞りに他なりません。

その経絡に対して指圧という技法を用いて調整するのが経絡指圧、鍼灸を使用すれば鍼灸治療。そして経絡の流注に沿って流れを促すのが経絡トリートメントです。 

十二正経の流注に従って全身を一巡トリートメントすることで、経絡の滞りを流し気血水の循環を促進します。

2)ビタミンEオイル:「元気」と「活性酸素除去酵素」 

オイルを用いることで接触面の摩擦をなくし、身体の深奥にある経絡にダイレクト・アプローチが可能になりました。筋肉や筋膜の隙間を流れる経絡を直接刺激します。ビタミンEが経絡・経穴より吸収され浸透します。 

東洋医療における養生とは親から受け継ぎ腎に宿る「元気」を守ることです。元気は先天的に一定量で増やすことができません。元気が枯渇した時、寿命が尽きます。元気を減じないことが大切なのです。 

腎の元気を保つとは、現代栄養学的に言い換えれば、いかに老化を進める活性酸素から身を守るかということになります。なぜなら活性酸素から身を守る酵素(SOD)は、遺伝子によりその人の生産能力が決まるため、生涯の絶対量が定まっているからです。助酵素であるビタミンEには強い抗酸化作用があり活性酸素を無害化します。この作用によって、その人の持つ活性酸素除去酵素の消耗を防ぎます。これは流行の言葉で言うとアンチ・エイジング(加齢予防)になります。しかも良質ビタミンEは経口より皮膚からの方が吸収し易いことが立証されています。
(ビタミンEマッサージ創案者町田久先生は旧知の友人。物理学者三石巌に師事し、分子栄養学=メガビタミン栄養学を学ぶ。現在東京を拠点に活躍。中国や韓国の大学からも指導に招聘されています。)

経絡トリートメントによって気血水の循環を促し、ビタミンEが元気=アンチ・エイジング酵素を助けます。それを同時に行なうのが経絡ビタミンEオイルトリートメントです。


施術方法

従来のオイルマッサージは、リンパの流れに沿って末梢(末端)から身体の中心に向かって施術していきますが、三島治療室の経絡ビタミンEオイルトリートメントは、経絡の流注に沿って、その要点である経穴(ツボ)を用いながら全身の調整を行っていきます。経絡や経穴の反応を見ながら調整し、経絡のバランスを整えることで肩こりや腰痛、胃腸や婦人科系の不調、冷え症など様々な症状を改善することができます。またビタミンEの抗酸化作用により、成人病、更年期障害、老化などの予防も期待できます。もちろんリラクゼーションを目的とした手技も行えますので、予約時や施術前にあなたの目的を、担当のスタッフにお申し付け下さい。

経絡ビタミンEオイルトリートメントは女性スタッフが担当しますので、女性はショーツを脱いで施術することも可能です。ショーツオフによる経絡の走行に沿った全身を途切れることの無いアプローチはさらなる施術効果を生み出します。

ビタミンEオイルは、低刺激で肌に対する浸透性に優れた天然ビタミンEを含むセラ社特製オイルを使用しています。浸透しやすい上質なオイルですので、オイルトリートメント後に気になるベタツキ感がほとんどありません。また、敏感肌やアレルギー体質の方も安心してお使いいただけます。ブレンドされたラベンダーのエッセンシャルはあなたを心地よいリラクゼーションに導くことでしょう。

選び抜いたオイルと本格的な東洋医学の考え方に基づいた三島治療室オリジナルの経絡ビタミンEオイルトリートメントを是非一度お試し下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年6月 7日 (火)

介護支援専門員

6月3日、やっと介護支援専門員(ケアマネージャー)の実務研修が終了し、ケアマネージャーとして登録されました。

昨年の10月24日に実務研修受講資格試験があり、合格発表が12月10日。

試験はさほど難しくはないのですが、合格率が約30%と競争試験になっていますから、何年間も挑戦している人もいるようです。ある程度運ですね。

それから飛び飛びに研修があって、終わったのが6月3日。愛知県は受講生が多いので時間がかかったようです。まだ終了していない人も一杯います。

今年の最高齢者は82歳の女性でした。たいしたものです。51歳のわたしなど若輩、若葉のように幼いものですな。

今後、しっかり勉強して自信をつけたら、福祉分野での仕事の可能性が広がるのではないかと思っています。

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

指圧教室終了

31年間、細々と継続していた家庭指圧講座を5月いっぱいで終了しました。

当初、家庭の主婦や退職した夫などを中心に家庭でできる指圧を指導していました。皆さん、家族や知人のためにと一生懸命勉強され、実際にこちらが驚くような効果を上げた方もおられました。

その後、何故か外国人が増えました。バブル期、日本で英語を教えて、帰国後大学院に行こうという若者が大勢いたのです。そして日本文化の一環として指圧の勉強に来ました。お陰で英語が片言ながら話せるようになりました。何名かの生徒はそれぞれの国に戻って資格を取得し、それを業としている人もいます。

ところがバブル後はどんどん外国人も減ってしまい、最後は日本人とブラジル人とブルガリア人が残りました。

近年は、ここで勉強して仕事にしたいという問い合わせが増えました。リラックス系のマッサージなら国家資格はいらないんだという風潮が広がり、カイロ、整体、リフレクス、気功、足裏、クイックなどとさまざまな名称で無資格営業が横行し、取り締まりも全くありません。

当初、家庭療法としての歴史を刻んできた指圧を教えることに意義を感じていたのですが、こうなってはそれも考え物です。ちょうど、介護支援専門員の資格も取得し、そちらの勉強もしなければならないので、けじめをつけて指圧教室を終了することにしました。

歴史は変わるものです。31年とは確かに長い年月でした。

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年5月 6日 (金)

鍼灸と保険

『游氣風信』181号をHPに載せました。

今号は「鍼灸と保険」に関して詳述しました。

病名によっては鍼灸治療も保険が使えます。

それには医師の同意が必要となります。

同意のための書類は治療室にあるので、ご希望の方はご相談ください。

病名は痛みを伴う腰痛、関節痛、五十肩、リウマチなどです。

詳細は

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/yuki/y181.htm

をご覧ください。

游のページ

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月18日 (金)

腰痛とその対応

先月、岐阜の白杖園で行ったセミナーの資料「腰痛とその対応」をHP『游のページ』に掲載しました。
ただし、そのままではあまりにも専門的過ぎますし、要点のみという無味なものですから、解説を加筆すると同時に一部の訂正もしました。
関心のある方はお読みください。
HPの『游氣風信』から入って、一番最初の179号です。

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月10日 (木)

気をつけろ 健康バラエティ

最近、テレビで健康法番組が大流行。
今日も食堂で隣に座っていた中年夫婦らしき人たちが、新聞のサプリメント広告を見ながら会話をしていました。
「これを飲んだらみんな一週間で痩せたんだよ」
ちらりと見ましたら、今流行のαリポ酸のサプリを指差しています。
あの番組の情報は実にいい加減なのですが、なぜそんなに簡単に人心をたぶらかすことが可能なのか疑問に思っていました。

そこにこのようなメールマガジンが届きました。
なるほど、だから簡単に騙されるのか。
その種明かし。
ぜひご覧ください。


■ガイド記事・コラム/αリポ酸にダマされるな!

αリポ酸(チオクト酸)は中年太りの救世主になるのか?健康情報バラエティ番組
のマル秘テクニックをお教えします。

http://allabout.co.jp/fashion/diet/closeup/CU20050307A/index.htm?NLV=NL000164-125

| | コメント (0) | トラックバック (0)

中医学と花粉症

今年はスギ花粉の飛来が最大級、被害が懸念されています。
それで今月号の游氣風信は「中医学と花粉症」について書きました。
中医学とは中国の医学ですが、わが国の漢方とは異なります。
漢方は奈良時代以前に渡来した中国医療が日本独自の発展を遂げたものです。
中医学は中国伝統医療を毛沢東などの肝いりで国家事業として整理統合した近代的なものです。
現代医学とは全く異なる医療体系。
科学というより神話的解釈と考えたほうがいいかもしれません。
そこから何を学ぶかは各自の自由でしょう。
現場では中医学的考察と西洋医学的解釈を擦り合わせて臨床を行います。
とことん中医学で攻める治療師もいます。
なにはともあれダイナミックな身体観にもとづく花粉症・・・ご笑覧ください。

http://homepage3.nifty.com/yukijuku/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年2月17日 (木)

卵と森光子

夕刊フジの記事に興味深いものがありました。

これはわたしが勉強した栄養学の大家三石巌先生の理論を証明する記事です。
新聞社には無断ですが貼り付けします。
卵にはレシチンが多く含まれているのでコレステロールの心配はないというもの。
黄身のたんぱく質はあらゆる食品中最高の品質です。
安くて栄養価の高い卵を見直しましょう。

森光子の美肌の秘訣は定説覆した健康法だった!!(夕刊フジ)  

いま、女優の森光子さん(84)による新たな「タマゴ健康法」が、テレビの健康番組やインターネット上などで注目の的になっている。従来、悪玉コレステロール(LDL)を抑えるには、「卵を控える」というのが定説だったが、森さんは「毎日3-4個食べる」のが元気の源。専門家も、卵はコレステロールを上げるどころか下げる力が強く、積極的に食べるべきだ、と指摘する。定説を覆したタマゴ健康法とは-。

詳細は
http://www.zakzak.co.jp/gei/2005_02/g2005021710.html

[夕刊フジ:2005/02/17 17:23]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

腰痛とその対策

昨日、岐阜の白杖園で二回目の講習をしてきました。
今回は腰痛の対策について。
熱心な参加者に支えられて充実した二時間半を過ごしました。
参加者はマッサージや鍼の専門家です。
詳細は近いうちに『游氣風信』にまとめます。

h-mishima@nifty.com
http://homepage3.nifty.com/yukijuku/
三島広志

| | コメント (0) | トラックバック (0)