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2011年8月29日 (月)

游氣風信 No.208 2009. 8.18

スコーン 名古屋走り? ロールケーキとバームクーヘン 戸苅ひな子さん 愛知学院モーニングセミナー 茂一再訪 賢治の催しなど

2009/06/23
Scone スコーン
定期的に身体のメンテナンスにいらっしゃるイギリス人J女史。近々大学の同僚とドイツ料理を食べに行くとか。

そういえばイタリア料理、中華料理、スペイン料理、フランス料理、インド料理、ベトナム料理、ルーマニア料理など各国のレストランはあるのに、英国料理店はありません。アメリカ料理もありません。果たしてイギリスにおいしいものはあるのか。率直に聞いてみました。その結果は予想通り、J女史の返事は悲観的でした。

「残念ながら日本と比べると英国に美味しいものはない。しかし・・・」、と、言います。
「スコーンはおいしいよ。わたしも時々自分で作るの」。

スコーンはスターバックスで食べたことがある旨を述べたところ
「あれはアメリカのもの、本当のスコーンはあんなものではない」
と女史の強弁。

ということで、名大近くにある紅茶とスコーンの店でスコーンとダージリンを買ってきました。果たしてどんなものか。期待を込めていただきました。

その結果は予想に反して、というか予想通りというか、スターバックスで食したスコーンと同様、パサパサしてさほどおいしいものではありません。味はともかく食感がどうにも納得できません。J女史の話ではもっと柔らかいはずなのです。ここは他人の評価も気にしてみようとネットで探したら以下のブログを見つけました。

「日本でも最近は紅茶をポットでサービスするところが増えてきましたが、イギリス人が何杯も紅茶を飲むのは、たいていサンドイッチやスコーンやケーキなどと一緒に飲むからで、特にスコーンのようなパサパサしたものは流し込むのに何杯もの紅茶が必要になってくるからだというのです。現に向こうのスコーンは日本で食べるものよりもさらにパサパサしているみたいです。」
http://plaza.rakuten.co.jp/kako145/diary/200607040000/

「スコーンというのは家で焼いた方が断然おいしいと思うからです。スコーンは焼きたてが一番おいしいのです。それに、自分で焼けば当然好みの焼き方が出来ます。一流のホテルのものでも、ほとんどおいしいと思ったスコーンはありません。ましてや、イギリスのティールームのスコーンは、パサパサしていてわたしの好みではないのです。(そうそう、アイルランドのAvoca のスコーンはおいしかったです!)」
http://hknoodle.at.webry.info/200606/article_70.html

ほとんどわたしと同意見。やはりパサパサしておいしいものではなさそうです。今度はJ女史手ずからになるおいしいスコーンを食べてみたいものです。
註:コイケヤのスコーンは全く別物ですから混同しないように・・・・。



名古屋走り?

知り合いのオーストラリア人女性。最近真っ赤なヴィッツを買ってドライブに挑戦。ところが自転車は飛び出してくる、オートバイはルール無視、自動車も路駐しているし、歩行者は止まらない。しかも赤信号でも止まらない。これでは怖くて日本では運転できなといささか憤慨。

赤信号でも突っ込むのは名古屋走り。赤信号でも2台、ひどいときは3台は突っ込んでくるから注意するようにと説明しました。ただ、このままでは日本の沽券にかかわるので交通事故の国際比較を調べてみました。2006年の記録です。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/6830.html

すると10万人中、事故死は日本が7名でオーストラリアは8.5名ですから日本の方が確率的には少ないことが分かりました。ついでにアメリカは15.3名、韓国は15.5名。さらに英国は6.2名。少ないのはフィリピンや香港の2 名。これは道路事情や車の保有率がかかわっているようです。

これらの具体的な数字を見た彼女はオーストラリアの方が死亡率が高いことに驚いたうえで、日本もさほど心配はないと安心したようです。

阿吽の呼吸で成り立っている日本の交通マナーをマスターするためにはバスケットボールのような訓練が必要でしょう。
彼女は若葉マークを目立つように貼って、周囲の人に注意してもらうと言っていました。


ふわふわトロトロ
ロールケーキとバームクーヘン
人気のケーキが名古屋に進出して若い女性を中心に人気があるようです。遅ればせながらわたしもそれをいただく機会がありました。

ひとつは〇〇ロール。ロールケーキです。今、ロールケーキが流行っているようであちこちで見かけます。ロールケーキと言うからにはカタツムリの殻のようにクルクルと巻かれたものを想像していました。ところが〇〇ロールは外側にひと巻き、中にクリームがどっさり。構造は大餡巻きと同じです。味はふわふわトロトロ。コンビニで売っているファンシーというケーキのよう。

クリームは牛乳由来の生クリームだけでなく、植物由来のものも混ざっていてこの食感だそうです。スポンジ部分にはショートニングも使用。これは疑問です。クリームは牛乳でなければアカンでしょう。こうした食品はヨーロッパでは認められません。国によっては一日に摂取しても可能な量が決められています。つまりあまり健康的でない食品と言えます。

もう一ついただきました。これは○○○のバームクーヘン。バームクーヘンは木のケーキという意味です。年輪模様から命名されたのでしょう。ところがこの○○○のバームクーヘンには年輪模様がほとんどありません。しかもやはりふわふわトロトロ。こちらもショートニング使用。やっぱりアカンやろ。心ある職人ならそうしたものを使わずにしっかりしたケーキを焼き上げるはずです。量販のためには仕方ないことでしょうが。

以前ドイツ人に聞いたことがあります。バームクーヘンはある地方の古いケーキでドイツ人でも知らない人が一杯いるとか。調べたところ第一次世界大戦の捕虜だったドイツ人バームクヘン職人のユーハイム氏が日本に紹介したそうです。もちろんあの有名なユーハイムです。

年輪模様から記念品や結婚式の引き出物に使われます。ところがドイツ人は知らない。どうもケーキ職人(パティシエ)とバームクーヘン職人は異なるようです。面白いですね。

しかしふわふわトロトロの味というか食感。舌触りも手ごたえもない情けない味。とりわけバームクーヘンは木のような食感が欲しいものです。ただひたすら柔らかくやさしい味と食感。そのあたりが何かというと「癒されたい」という若い女性に受けるわけでしょうか。



健康診断グッズ

以前から治療室に置いてあった体脂肪計が壊れたので新しいものを買ってきました。体重、体脂肪率、内臓脂肪、筋肉量、推定骨量、BMIなどが測定できます。
血圧計も置いてあります。治療においでの際、ご自由にお使いください。


2009/07/01
戸苅ひな子さん

今朝の中日新聞に戸苅ひな子さんが取り上げられていました。
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2009070102000064.html

もっともこの方のことはNHKを始め多くのメディアが幾度となく取り上げていますからご存知でしょう。
http://www.horae.dti.ne.jp/~npo/keamanetogari.htm

今から4年前。わたしがケアマネージャーに合格したとき、一緒に研修を受けたのが戸苅さんでした。教職を終えた後、70過ぎてヘルパーになり82歳でケアマネージャーの試験に合格された人だと聞きました。わたしも50歳を過ぎてから受験したので高齢の部類でしたが、彼女はさらに30歳年上。大いに驚いたものです。

チームが違ったのであまりお話をする機会はありませんでしたけど86歳の今も元気にケアマネージャーをしておられると知って、ますます感心。

2009/07/03
うれしい便り
以前身体調整に来られていたアメリカ人のB氏の奥さんからメールが届きました。ご夫妻はアメリカに移って、ご主人が医学部を目指していました。そしてついに合格の知らせ。

優秀な大学を出てマスターも複数持っているB氏ですが、文科系ですから理科系の単位の取得には大変な努力があったと思います。

なにしろB氏は49歳。これから4年間の学生生活は厳しいことでしょう。住まいも西海岸からワシントンDCへ移るそうです。今度は卒業、そして医師の試験に合格したという便りを心待ちにしています。

2009/07/14
愛知学院モーニングセミナー
今朝、愛知学院大学モーニングセミナーに出かけました。本日の演目は『たかべしげこの朗読から宮澤賢治の世界を見てみる』-「なめとこ山の熊」から考えてみよう・・・現代社会を!-講師は名古屋音楽大学大学院教授たかべしげこさん。たかべさんは俳優であり、演出家です。

本日の眼目は何と言ってもプロの俳優による「なめとこ山の熊」の朗読。プロの口舌とはかくも明瞭で滑らか、しかも表現豊かだったかと改めて感心しました。

このストーリーは、なめとこ山辺りを猟場としている淵沢小十郎と熊との交流です。意に反しながらも熊の狩猟を生業としている小十郎。仕留めた熊の毛皮と熊の胆(い)を町の商家に売ることで年老いた母と孫たちを養っています。そしてある日、猟に失敗して熊に殺される。熊たちは小十郎を手厚く葬るというヒトと熊との交流を原初宗教的に描いています。

なめとこ山は岩手県に実在します。わたしは今から30年以上前、単車で近くまで登りました。何の変哲もない山ですが、半世紀前、賢治が実際に歩き回り、淵沢小十郎という創作された人物が熊を追って山深く分け入ったのかと想像することで大いに感動した記憶があります。

ストーリーの中に小十郎と荒物屋の旦那の一節があります。足元を見られて毛皮も熊の胆も安く買いたたかれる小十郎。したたかな旦那。

この光景はおそらく賢治が幼いころから目の当たりにしていた実体験に基づいていることでしょう。賢治の家は大地主で質屋と古着屋も兼務していました。さらに賢治の母方の祖父は大変裕福な商家です。この旦那のモデルは祖父ではないかとされています。

こうした弱者からの搾取によって自分の生活が成り立つことに嫌悪を抱いた賢治は父親と反目し、家とは異なった宗教に入信、父親を困らせます。結局父親は商売を弟(お会いしたことがあります)に継がせ、賢治は生涯を父の経済的庇護のもとで暮らすことになります。4年間だけ農学校の教師で俸給を得ますが、多くはレコードなどに消費していたようで、金持ちの道楽の域をでていません。

しかし弱者救済への思いは強かったようで、冷害を無くすために人工的に火山を噴火させ、温室ガス効果で温暖化を招こうなどという壮大なストーリーも書いています。「グスコンブドリの伝記」ですね。

賢治は現代のエコロジーや有機農業の開祖のように持ち上げられることもありますが、彼は化学肥料を推進して農業を発展させようと考えていましたし、科学の力で農民の労力を減らしたいと強く考えていました。

教育や宗教にも関心が深かったのですが、労農党への傾斜は警察沙汰となり、所属した宗教団体は大東亜共栄圏の基礎になった過激なものでした。賢治礼讃は極めて危険です。十分に批判しながら、その描かれた世界を楽しみたいものです。

愛知学院大学HP
http://www.agu-web.jp/~seminar/index.php?ID=30

愛知大学講座終了と蝉の幼虫
木曜日、愛知大学の講座「東洋医療と経絡エクササイズ」が終了しました。良い生徒に恵まれて楽しく15回を乗り切りました。インフルエンザ休校で一週遅くなってしまいました。それで最終回に来れない人もあってそれは残念でした。

講義の後、あるアンケートで当選したレストランへランチ。某有名シェフの店で最も予約が取りにくいことで有名。味は塩辛く、魚も臭い。「タダだから、まあ、いいか」という感じでした。(人の話やネットの書き込みでも塩辛いという評価が非常に多かったです)

予想外にボリュームがあったので腹ごなしに自転車でイオン名古屋ドーム店へ一走り。書籍や文房具など見て外へ出るとうす暗くなっていました。

千種公園内を横切ると凄まじい蝉の声。ふと、幼虫が穴から出ている時間帯(午後7時前後)だと思い出し、地面を調べました。穴は一杯開いていますが暗くてよく分かりません。野球少年たちはまだ大声を上げていますが足元は暗いのです。それではと、幹にある抜け殻を触って行きました。ひとつ、ずしりとした手応えがあり、次の瞬間地面に墜落。
「しまった、これは幼虫だった」
と慌てて探しましたが暗いので分かりません。
自転車のライトを持ってきて地面を注意深く調べました。これは点滅式ライトなので見にくいこと。
それでも芋の子のような塊を見つけ摘み上げると指をがっしりと掴みます。
「生きていた」
と安心して幹に置くとすごい勢いで登っていきます。
「おお、本能」
感動してケータイの写真に収めたのがこの写真です。
何とか映っています。10時ぐらいには脱皮して、翌朝、元気に飛び立つことでしょう。


『銀河鉄道の夜』の天気輪 

宮沢賢治---Kenji-Reviewというメルマガが発行されています。渡辺宏さんという方が毎週発行。すでに545号まで出されていますから10年以上の継続です。これは大変なことです。しかも氏は別に食に関するメルマガも毎週発行しておられます。

今朝届いた第545号2009.08.01にはわたしのHPからの引用がありました。現在、氏のメルマガでは『銀河鉄道の夜』という賢治の代表作の原稿の変遷を辿っています。今回は「天気輪の丘」の場面で、以前わたしが俳句の会報に書いたものが引かれていたのです。

「からふね」第三五回
http://homepage3.nifty.com/yukijuku/karafune/k35.htm
--〔引用はじめ〕------------------------------------------
浄メ石磨きこまれて青葉梅雨

「浄メ石」は石の柱の上の方をくりぬき、石や金属の車が滑車のように回転するように作られた柱です。名前からするとその車を回すことで心身が清められるのでしょう。
この柱は古寺に見受けられるもので、天気輪、地蔵車、念仏車、菩提車、血縁車などと呼ばれています。意味はその名前から想像してください。

宮沢賢治の名作、「銀河鉄道の夜」にも「天気輪の丘」という章があり、そこはこの世と死の世界の境界を暗示しています。主人公のジョバンニはその丘から死の世界を走る銀河鉄道に乗り、またこの世に幸せを見つけるために戻って来たのです。そのストーリーのテーマを象徴するものとして賢治は「天気輪」を利用しました。それは死から生への円環思想のシンボルなのです。
-[引用終わり]―――――――――――

もう随分前に書いたものです。読み返すと懐かしいですね。

渡辺さんのメルマガは以下のHPから申し込むことが可能です。
宮沢賢治童話館、全詩篇など
http://why.kenji.ne.jp/
安心!?食べ物情報
http://food.kenji.ne.jp/
そこからメルマガも申し込めます。

2009/08/07
茂一再訪

今池のはずれ、春岡通りにあった人気ラーメン店「茂一」。感じのいい青年が一生懸命に切り盛りしていました。その店の前身は「麵屋なかの」。有名店です。その後「茂一」と改名してやっていました。私の一番好きなラーメン店でした。ところが突然閉店。
http://h-mishima.cocolog-nifty.com/yukijuku/2008/08/post_6b3f.html#search_word=茂一

春日井方面で始めると書いてはありますが、なかなかネット上に情報が出てきませんでした。どうしたのかと心配していました。しかし、ついに春日井市で開店したとのネット情報がありました。
http://h-mishima.cocolog-nifty.com/yukijuku/2009/01/post-ad23.html#search_word=茂一

昨日、春日井方面に用事があったのでやっと顔を出してきました。店長は私の顔を覚えていてくれました。「あちらは酔っ払いばかり相手にしていましたけど、こちらはご覧のように家族連れが多いです」と、うれしそう。なるほど、入り口には子ども達さんに渡すおもちゃが満載です。メニューは少し変わっていました。私は辛い赤ラーメンを注文しました。それでもベースは「茂一」のもの。やはり美味しかったです。

今池の店を閉める前の大将は見ていて辛そうでした。肩も痛めて麵の水切りもきつく、一月近くの休みもありました。でも、今日はすこぶる元気そう。「肩は大丈夫なの」と尋ねると、若い人を指差して「スタッフが入ったのでぼくは力仕事はしなくていいのです。肩もなんともありません」と満面の笑顔。経営もうまくいっていることが伝わってきます。

春日井は大将の通った大学のあった場所のようです。
お近くへ行かれたらぜひ食べに行ってください。
あっさり味がベースのラーメン屋さんです。
店名
茂一 (もいち)
ジャンル
ラーメン
TEL
0568-51-3335
住所
愛知県春日井市気噴町392
営業時間
11:00~14:30
17:30~22:00
ランチ営業、日曜営業
定休日
水曜日
駐車場

禁煙・喫煙
完全禁煙

医道の日本
「医道の日本」という月刊誌があります。鍼灸を中心とした治療関係の業界誌。理論や臨床例、ニュースなどが掲載されている老舗雑誌で実に通巻791号。第68巻ですから戦前からの発行です。

わたしは以前数回、論を掲載し、新年の挨拶も10年ぐらい書かせていただきました。加瀬健造先生を囲んだキネシオテーピングの座談会に出席したこともあります。キネシオテープの症例報告はおそらく私が最初に医道の日本に書いたものと記憶しており、それを読んだ加瀬先生からお招きをいただいたのです。

座談会は亡くなった戸部雄一郎先生の司会で、編集部の方、鍼灸師、柔道整復師、スポーツトレーナー、そして私が参加。場所は新宿の料亭でした。その後の刺身の旨さに驚いた想い出があります。

三島治療室便り「游氣風信」は同誌に毎号寄贈し、その都度タイトルを掲載していただいていましたが、なぜか十年くらい前から載せていただけなくなりました。ところが今月号の231ページを開くと、「会報・会誌等」のコーナーに著名な会報や会誌に混ざって

 游氣風信 第207号 三島治療室

と掲載してありました。復活です。
ちょっとうれしいですね。

2009/08/13
慢性腎臓病 愛知学院モーニングセミナー
11日火曜日、午前7時から第41回愛知学院大学モーニングセミナーへ行ってきました。

今回のお話は
慢性腎臓病(CKD)の国民的脅威 ・・・腎臓病の基本を考える・・・講師は名古屋市立大学大学院・医学研究科 腎・機能学教授 木村玄次郎先生

例によって講義の詳細は愛知学院大学のHPで録画したものがそのままご覧になれます。資料も掲載してありますから詳しくはそちらをご覧ください。
http://www.agu-web.jp/~seminar/

要約すれば

・腎臓は血液をろ過し、要らないものは尿へ、要るものは再吸収する臓器。
・重要な部分は糸球体。血液がここを通過するときろ過される。
・血液性状の問題などで通過が悪くなると体は血液を送る圧力を上げる。これが高血圧。
・従来の治療はこれを何とかしようと蛋白制限などで治療してきた。
・今日ではむしろ糸球体の出口を重要視することでスムースな通過を維持する。
・そのための薬がRA系抑制薬。出口を広げることで心臓や腎臓への負荷を軽減する。

腎臓病のメカニズムが大変よく分かったお話でした。

ところで今回に限らず専門家のお話にある種の疑問というか願望がくすぶっていました。専門家による分かりやすい医学知識の講義はありがたいものですが、結局は毎回「薬で治しましょう」ということでした。医師である研究者のお話だから当然と言えば当然です。

心臓のとき、わたしは心臓を患いやすい性格傾向として「タイプA」について質問しました。せっかちで怒りんぼ、慌て者などをタイプAというようです。血液型ではありません。その解答は「確かにそういう傾向はあるが、性格を変えることは難しいので薬で対応しましょう」ということでした。

薬は最後の手段として残しておきたいのが会場に集った多くの方の共通した思いではないでしょうか。確かに検査の数値に従って速やかに薬を用いてコントロールすることで今日、多くの方が健康で長生きな人生を享受しています。しかしそれだけでは人生どこか寂しいではありませんか。まるで生産性を高めるためだけに飼われている家畜のようです。しかも医療費が高騰するばかりでしょう。

一人一人が日常出来る養生。それもメタボ対策以外の。これらも示していただけると朝早くセミナーに参加する意味もさらに深まると思います。

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