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2009年5月

2009年5月27日 (水)

インフルエンザ対策にみる東大と京大の違い

先日、京都大学のインフルエンザ対策について掲載しました。
http://h-mishima.cocolog-nifty.com/yukijuku/2009/05/post-49c1.html

ついでに日本の大学の雄である東京大学も覗いてみました。
http://www.u-tokyo.ac.jp/gen03/public10_07_j.html

―以下引用―

<毎日の体温測定の要請、発熱等のある者の構内立ち入りの制限>
 毎日、登校・出勤前に体温を計測してください。
  37.5℃以上の発熱およびのどの痛み、鼻汁、咳等の症状の認められた場合は、所属する関係係(学生の連絡窓口)へ連絡のうえ、無理に登校・出勤せず、最寄りの保健所(下記参照)または発熱相談センターに相談してください。
 学外からの来訪者の方にも、発熱のある場合は入構を遠慮いただくようお願いします(大学病院受診の方は、受診に必要な場所以外には立ち入らないでください)。

<不要不急の外出の自粛、研究会・課外活動等を含む集会の開催についての検討>
  当分の間、不要不急の外出を自粛してください。
  集団、人ごみの中ではウィルス感染の危険が増えますので、研究会・課外活動等を含む各種の集会はその開催時期と必要性をご検討ください。

<日常の生活上の注意>
 世界的な新型インフルエンザ流行が終息する時期を予測することは困難です。
 各位におかれましては、新型インフルエンザの居住・通勤・通学地域における流行状況についても、最新の情報を入手に心がけ、外出する場合は極力マスクを着用し、人混みを避ける、うがい、手洗いなどの対応をしてください。

<患者発生国から帰国した方等へのお願い>
  検疫や保健所の指示に従って下さい。なお、国内での感染地域から帰られた方は、体温測定などの健康管理に特に留意し、異常を感じたら、前掲のとおり適切に対応ください。

<今後の対応>
 東京大学の施設の所在する地域で新型インフルエンザの感染が拡大した場合には、必要な措置(休校を含む)をとります。

―引用ここまで―

手洗いやマスクの励行、休校を含む措置を行うなど、行政から一般に向けられた広報と同じような内容でした。

先述した京都大学は全く異なった対応です。京都の大学が概ね休校になったのにわれ関せず、通常通りの日常を呼び掛けたのです。

「このインフルエンザに効くワクチンは当分ありません。発症してしまった人はちょっと辛いのですが、これで免疫を獲得して今後同じタイプのインフルエンザにはかかりにくくなることが期待できますし、公衆衛生的観点からは集団免疫の成立にも貢献することになります。賢く行動してやり過ごしましょう。」

感染することは辛いが集団免疫の成立に役立つという極めて理性的な対応。「賢く行動してやり過ごしましょう」はまさに大学ならではの見解と決意表明で感心しました。
しかし、京都大学の対策は一般常識からかなり遊離したものなのでしょう。

ここで誰もが思うこと。それは東大は官僚的で卒業後は役人になる人が多い、それに対して京大は反骨的自由な校風、ノーベル賞学者を輩出しているということです。

果たしてそんなに単純にステロタイプできるかどうかは分かりませんが、日本を代表し、東西の要となっている最高学府のそれぞれの横顔がインフルエンザ対策を通してチラリと見えたような気がします。

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2009年5月25日 (月)

炭にご注意

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20090525#p2

韓国の食品医薬品安全庁から食品などに添加されている炭は食べないようにという注意が出ています。
日本でも炭入りの食品があります。
要注意。

■[KFDA]食品医薬品安全庁, ”食用だとして販売されている炭や活性炭は食べないでください”
2009-05-19
http://kfda.korea.kr/gonews/branch.do;GONEWSSID=7FyjKhZW1FCFrJj8SlXkGntT92cKXQRDWXYpP3nssnCGqcpWDpjM!-54720028?act=detailView&dataId=155349910§ionId=p_sec_1&type=news&flComment=1&flReply=0
食品医薬品安全庁は炭や活性炭を食用に承認されていると販売したり、下痢・ 消化不良などに効果があるかのように虚偽広告・販売していた 11インターネットサイトを摘発して告発措置したと 19日発表した。
炭は食品として食べたり調理の際に一緒に使った場合の安全性は全く確認されていないので、医薬品として認可されていたりろ過補助剤などの制限された用途以外には使ってはならない。炭は食用の目的には承認されていないし、食品添加物として承認された活性炭であっても、製造工程上の脱色・脱臭(濾過補助)の目的に間接的に使うことが認められているだけである。
(炭を食品添加物(濾過補助剤)の用途に精製して製造したものを活性炭(Active Carbon)という。)
食品医薬品安全庁は、今回の取り締まりは、最近インターネットや漢方薬専門市場、いわゆる健康食品販売店などで炭が神秘の効能を持つかのように販売されていることために対策を実施した。このような虚偽・誇大広告に目が眩んで購入して消費者被害が発生しないように注意をお願いする。
食品医薬品安全庁は「これから炭を食用として販売する行為を継続的に取り締まる計画」と発表した。
写真、添付ファイルあり。
付け : 関連サイト
(日本でも活性炭は加工助剤のはずだけど・・・)

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京都大学のインフルエンザ対応

京都大学の保健管理センター:新型インフルエンザに関する緊急情報(第2報)がネットに出ていました。
これもよくできた情報で、一般市民や学生の混乱を防ぎます。しかも「発症してしまった人はちょっと辛いのですが、これで免疫を獲得して今後同じタイプのインフルエンザにはかかりにくくなることが期待できますし、公衆衛生的観点からは集団免疫の成立にも貢献することになります。賢く行動してやり過ごしましょう。」という見解は他では見られなかった優れた見識です。

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news5/2009/090521_3.htm

抜粋

このインフルエンザに効くワクチンは当分ありません。発症してしまった人はちょっと辛いのですが、これで免疫を獲得して今後同じタイプのインフルエンザにはかかりにくくなることが期待できますし、公衆衛生的観点からは集団免疫の成立にも貢献することになります。賢く行動してやり過ごしましょう。

予防の方法
 ふだん行っている風邪の予防措置を継続します。とくに石けんを用いた手洗いとうがいは重要です。アルコール・ゲル剤で手を揉むことも有効です。ふだんの運動やビタミンCの摂取も(効果はささやかですが)奨められます。これらの対策はインフルエンザ(通常型、トリ、ブタを問わず)に対する予防効果は実証されていませんが、論理的には有効と思われること、また少なくともインフルエンザよりはるかに多い普通の風邪の予防には有効であることが実証されていますので、ぜひ励行しましょう。

発症時の対処
熱がある、あるいは熱っぽい時は、自宅で安静にしましょう。

高熱が出たり、熱に喉の痛みや咳を伴うような場合は、市町村が設置する発熱相談センターに電話をかけ、その指示に従いましょう。
インフルエンザであった場合、解熱しても2日間は登校・出勤停止です。

発症者と接した場合の対処
 インフルエンザを発症した方と濃厚接触した方は、人との接触を避けて自宅で4日間待機します。何事もなければふつうの生活に戻ります。家族がインフルエンザにかかった場合は、その方が治癒するかその方と最後に接触してからさらに4日間、自宅で待機して自分が発症しないことを確認します。

以上


まさに「賢くやり過ごす」ことが大切ですね。

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国際機関が国産牛肉の安全性認定 BSE対策を評価

今日の中日新聞に国際機関が国産牛肉の安全性を認定するとの記事が出ていました。

日本の牛肉は世界で一番安全で海外のもの、特にアメリカ産の牛肉は危険だという印象をお持ちだと思います。
ところが国際機関では日本産の牛肉は「評価できない」つまり安全とは言えない、厳しく言えば危険な肉とされていたのです。
ですから日本の牛肉は米国と台湾以外の国ではほとんど輸入禁止になっています。

もともと牛肉の安全性は次のように分けられています。
 BSEの発生がない「リスクを無視できる国」
 発生はあるが特定危険部位の除去など適切な管理体制を整備している「リスク管理国」
 「リスクが不明な国」

日本は三番目の「リスクが不明な国」だったのです。
これが今回「リスク管理国」に格上げになるようです。

といっても牛肉の危険性は当初心配されたほどのことはなく、日本の牛肉を食べても別に問題はありません。それでも心配だという方はおそらく何も食べることはできないでしょう。外部のものを体内に取り込むことは危険が伴います。食物を摂取するということはそれ自体がリスクなのです。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009052401000469.html

記事引用
「牛海綿状脳症(BSE)の監視基準などを策定する国際獣疫事務局(OIE)が24日開幕の総会で、日本の牛肉生産の安全性を評価し「BSEのリスクを管理している国」に認定する見通しとなった。
 政府はOIEの認定を受け、国産牛の輸出拡大に乗り出す一方で、飼料への規制など若い牛からのBSE発生を防ぐ体制を認められたとして「月齢21カ月以上」と定めている検査対象の緩和について検討を本格化させる見通しだ。
 ただ、国内の検査基準の見直しは、既に「リスク管理国」に認定されている米国が、輸入制限の撤廃を含めた見直し圧力を一段と強めるきっかけとなりかねない。国民の食の安全に対する不信感は依然、根強く、政府は慎重に緩和時期を模索することになりそうだ。
 農林水産省によると、OIEの評価認定は各国の申請に基づいて行われ、日本は2008年12月に申請した。OIEは、BSEの発生がない「リスクを無視できる国」と、発生はあるが特定危険部位の除去など適切な管理体制を整備している「リスク管理国」、「リスクが不明な国」の3段階で評価。現在は、10カ国が「無視できる国」、米国を含め31カ国が「管理国」として認定されている。」

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2009年5月22日 (金)

社団法人日本感染症学会緊急提言 「一般医療機関における新型インフルエンザへの対応について」

感染症のサイトに次の提言が紹介してあります。
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/23b35d82afbc6ddede0021fcdfe86f39

社団法人日本感染症学会緊急提言
「一般医療機関における新型インフルエンザへの対応について」
http://www.kansensho.or.jp/news/090521soiv_teigen.pdf

【書かれている内容】
① 過去の我が国における新型インフルエンザ流行の実態から学んでください
② 新型インフルエンザは、いずれ数年後に季節性インフルエンザとなって誰で
も罹患しうる病気です
③ 新型が流行すると青壮年層の被害が甚大となるのには理由があります
④ 流行初期から一般医療機関への受診者が激増します
⑤ 重症例にはウイルス性肺炎よりも細菌性肺炎例や呼吸不全例が多く見られます
⑥ 一般予防策ではうがい、手洗い、マスクが効果的です
⑦ 医療従事者の感染予防にはサージカルマスク、手洗い等が効果的です
⑧ 全ての医療機関が新型インフルエンザ対策を行うべきです

これが日本感染症学会のまとめたもののようです。
新型インフルエンザもいずれは季節性インフルエンザとなって全国民が感染するようです。
あたふたしても仕方ないですね。
詳細を読みたい方はリンク先のPDFをご覧ください。

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2009年5月21日 (木)

ニューヨーク市の新型インフルエンザについての市民向け情報日本語版

ニューヨーク市では次のように対応するよう広報を出しています。
非常に歯切れよく解り易いものです。
マスクや休校に関しては書かれていません。
極力普通の生活を呼び掛けています。
そして医師にかかる場合もきちんと説明してあります。さらに言語も多国語に対応しています。
危機管理とはこうあるべきでしょうね。


http://www.nyc.gov/html/doh/downloads/pdf/cd/h1n1_flu_basic_faq-ja.pdf

NEW YORK CITY DEPARTMENT OF HEALTH AND MENTAL HYGIENE
ニューヨーク市保健精神衛生局 Thomas R. Frieden, MD, MPH局長

H1N1 ’豚インフルエンザ’ : あなたが知るべきこと

1. ニュースで話題になっている新型インフルエンザはなんでしょうか?どのような危険があるんでしょうか?

新型インフルエンザH1N1(豚インフルエンザ)は毎年流行る季節性インフルエンザに似ています。上部気道に感染したウィルスが原因で起こり、熱や咳などの症状が1週間以上続きます。ニューヨークや全米においては、このウィルスによる症状は軽度です。症状を訴えた人たちは皆処方箋なしに回復しています。

2. 自分が感染しているかどうしたらわかりますか?

インフルエンザH1N1 は 呼吸器疾患です。 通常のインフルエンザと同様に 咳や発熱を引き起こします。また 頭痛、体の痛み、寒気や疲労感 の原因となります。H1N1インフルエンザに罹った人には下痢や嘔吐を訴える人がいるかもしれません。

3. どのようにH1N1 インフルエンザは広がるのでしょうか?

感染者が咳やくしゃみをした時、H1N1 ウィルスが空気中の飛沫となって広がります。その空気中に散乱した飛沫を他の人が吸ってしまい感染するか、またはインフルエンザウィルスに汚染されているものに触った後、そのまま口や鼻を触ることによって感染します。豚肉を食べてもH1N1 インフルエンザには感染しません。

4. H1N1 インフルエンザ用のワクチンはありますか?

まだありません。通常のインフルエンザ予防接種はH1N1 インフルエンザに対して効果がありません。新しいワクチンを開発するのに4-6ヶ月かかりますが、科学者たちは現在それに取り組んでいます。その間にH1NI インフルエンザ、通常のインフルエンザ、またその他の呼吸器疾患に罹らないように貴方ができるいくつかの予防策をしっかりしましょう。

5. どうすればインフルエンザから自分を守ることができますか?

咳やくしゃみをする時は手で口と鼻を覆いましょう。
石鹸と水で手洗いをしっかりしましょう。特に咳やくしゃみの後は徹底しましょう。またはアルコールベース(基剤)としたハンドクリーナーを使いましょう。
病気の人に近づかないようにしましょう。もし自分が病気になったら他の人との親密な接触を避けましょう。

6. インフルエンザの様な症状があった場合どうすればいいでしょうか?
2 Revised May 6, 2009

もし咳、喉の痛み、そして熱があった場合は少なくとも1日、十分良くなるまで自宅で安静にしましょう。咳が続いているが他の症状はない場合は、医師の診察を受けましょう。病気になってから1週間ほど経過すれば、仕事や学校に戻ってもよいでしょう。軽い症状の場合は病院にいく必要はありません。咳やくしゃみをする時は口や鼻を手で覆い、手洗いを頻繁にしましょう。

7. どのような症状になったら病院にいくべきでしょうか?

もし症状がひどい場合や悪化している場合はすぐに医師の診断を受けるか、病院で診てもらいましょう。もしどこに行っていいのかわからない場合は311に電話してH1N1 情報を得るようにしましょう。必要な時にはいつでもケアーは受けられますし、市では誰も貴方の移民の状態(身分)を調べたりしませんので安心して下さい。下記のような兆候がある場合は治療を受けましょう:

大人
 呼吸困難又は息切れ
 胸や胃の痛みや圧迫感
 突然のめまい(立眩み)
 錯乱
 止まらない激しい嘔吐

子供
 頻呼吸や呼吸困難
 (血の気が引いたような)青ざめた肌色
 発疹を伴う発熱
 水分を受け付けない
 止まらない嘔吐や下痢
 目を覚まさないまたは対話がない
 イライラして自分を抑えることができない
 回復し始めた後、また悪化して発熱しインフルエンザの症状が再発した

8. 子供を守るために外出を控えるべきでしょうか?

いいえ、子供が病気でない限り外出を控えたり、学校を休ませたりする必要はありません。子供に咳やくしゃみをする時は口や鼻を手で覆い、手洗いをしっかりするように教えてあげましょう。

9. インフルエンザについて多くのニュースを聞いて不安です。どうすればいいのでしょうか?

そのような不安は普通(正常)ですので心配いりません。しかし不安に耐えられない場合は助けが必要です。精神科の専門医に相談するか、秘密厳守で24時間のホットライン-ライフネット(LifeNet)に電話しましょう。

 LifeNet (英語): 311 又は 800-LifeNet (800-543-3638)
 LifeNet (スペイン語): 311 又は 877-AYUDESE (877-298-33730)
 アジア語LifeNet (北京語、広東語、韓国語): 311 又は 877-990-8585
 聴覚障害者/ TTY: 212-982-5284 又は www.mhaofnyc.org

情報を得ることは良いことですが、限度を超すと、子供は特に不安が強くなることもあります。
3 Revised May 6, 2009

子供がニュースを観る時は、あなた(親)も一緒にそれを見てどういう意味か説明してあげましょう。

10. 保健精神衛生局はH1N1 インフルエンザについて何をしていますか。

保健精神衛生局ではH1N1 インフルエンザについて慎重に調査しています。市内の病院を確認したり、重症の患者をテストしたり、病気になった人たちの中にH1N1 インフルエンザに感染した人がいないかどうかを確認しています。 これまでのところ、H1N1 インフルエンザは通常のインフルエンザと似ているようです。保健精神衛生局ではH1N1 インフルエンザについて新たな情報が入り次第、市民に情報を提供致します。

H1N1 インフルエンザの詳細情報についてはこちらをご覧ください :

From the New York City Health Department (ニューヨーク市保健精神衛生局)
http://www.nyc.gov/html/doh/html/cd/cd-swineflu.shtml
From the Centers for Disease Control and Prevention (米国疾病管理予防センター)
http://www.cdc.gov/swineflu/general_info.htm

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インフルエンザは冷静に

感染症診療の原則というサイトがあります。
専門家による意見。
インフルエンザには冷静に対応すること。
将来予想されるもっと強い毒性のインフルエンザに対応する心構えとして今の薬の無駄遣いを止めること。
マスクは無意味。

傾聴に値するサイトです。

http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/50abd509063b73088e8e3ff1f55f2712

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2009年5月18日 (月)

新型インフルエンザ

大阪、神戸で新型インフルエンザが拡大しています。通年、日本ではインフルエンザに罹患する人が1500万人、亡くなる方が15000人。死亡率が0.1%。今回のインフルエンザは死亡率が0.4%。通常の4倍です。
特徴として若い人が多く感染、発病しています。これは過去に似たウイルスが流行し、年長者はある程度の免疫を持っているからだと考えられています。しかしウイルスは突然変異します。神経質にならないよう健康状態を保ちながら衛生に努めましょう。
東洋医療では内因(内面の問題)と外因(環境の変化)
に不内外因(生活スタイル)の偏りが病気を生むといいます。心配しすぎは内面を傷めますから、極力穏やかに、健康に留意した生活を心がけましょう。

以下のサイトは参考になります。
感染症診療の原則
http://blog.goo.ne.jp/idconsult

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2009年5月13日 (水)

愛知学院大学モーニングセミナー 心臓

昨日、朝7時からの愛知学院大学モーニングセミナーに出かけました。

今回のテーマは心臓。

「あなたの胸キュンは大丈夫!?」

―心臓の鼓動を考える―

講師は名古屋市立大学大学院医学研究科

心臓・腎高血圧内科学 大手信之先生

詳細は近日中に愛知学院大学のサイトに動画や資料が掲載されますからそちらをご覧ください。

http://www.agu-web.jp/~seminar/

心臓は自覚されないほうが健康であること。

放置してよい不整脈と危険な不整脈があること。

必要なら薬や外科的処置が奏効すること。

心臓疾患で怖いのは心不全や心筋梗塞だが、脳卒中を誘発することを忘れてはいけない。

冠動脈は70%狭窄しないと症状が出にくいこと。

高血圧、高血糖、高脂血症は危険要因であることに間違いない。

などの話を映像を見ながら説明していただきました。

来月は「サブプライムローン」の話。

7月はたかべしげこさんの朗読で「なめとこ山の熊」(宮澤賢治)だそうです。

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健康管理講座 簡単ツボ療法

愛知県鍼灸師会主催の健康講座のお知らせです。

健康管理

家庭で職場で簡単にできるツボ療法

講師:邱淑恵(キュー・スーエー)先生

日時:6月21日(日) 1:00pm~4:00pm

場所:中電ホール 052-951-6908

入場無料

ご関心のある方はどうぞ。

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