« アンディ | トップページ | インターナショナル »

2008年12月 2日 (火)

日経のインタビュー

2日の夕刻、日経新聞のインタビューを受けました。

前日、愛知学院大学でモーニングセミナーのお世話をしておられる福井教授からメールをいただき、新聞のインタビューに応えてくれるよう依頼がありました。もちろん面白そうなので快諾しました。

インタビューの趣旨は早朝の有効利用。

東京の地下鉄では混雑を緩和するため、早朝出勤する人にはポイントをプレゼント、50回の早朝出勤で3000円の商品券が貰えるのだそうです。ところが早く会社に行ってもその時間が無駄。そこで早朝をどのようにして有効に利用するかという記事が企画されたのです。

愛知学院大学はすでに三年近く、午前7時から8時までのモーニングセミナーを月に一回実施しています。講師は主として名古屋のあちこちの大学教授。受講者は全く一般の市民。

大学のこうした催しに興味を抱いた日経新聞がわざわざ東京から記者を寄こしました。その際、主催者の福井教授だけでなく参加者の声も聞きたい、誰かいないかということで私に白羽の矢が立ったのでした。

これが事の顛末です。

インタビューは治療室で行われました。質問内容などは一問一答で紹介します。

●どうしてセミナーを知ったか?

 新聞に載っていた開催案内を知人の紹介で。

●普段、その時間は何をしているか?

 いつも散歩している時間だから都合がよい。

●何回参加したか?

 32回のうち、3回くらい欠席。

●何が一番印象に残っているか?

 イチローの話。これはブログに書いたが、今でも検索して訪問する人がいる。

 http://h-mishima.cocolog-nifty.com/yukijuku/2006/08/200_dfde.html

●どこがおもしろかったか?

 夏休みで子どもから大人までの参加があった。講師の名古屋市立大学学長は幅広い世代に興味が持てるよう脳の話を整理して講義してくれた。イチローの小学校の卒業文集に書かれている「一流のプロ野球選手になる」という目標設定。それに基づいた努力。王監督の座右の銘である「海軍五誓」は高齢者の賛同を得る内容。

 さらに名古屋にはファンの多い高木元監督の登場。実技やお話の面白さ。その元監督を教授が一野球少年に戻ったような熱いまなざしで仰ぎ見ている様子も印象的。

 話は脳は衰えることなく学習して鍛えることができるという希望の持てる内容だった。

●朝、セミナーをするというメリットは?

 一日が長く使える。朝、話題を仕込むことで人と会っても話題に事欠かない。

●夜ではどうか?

 早朝という隙間時間だからこそ自由に使える。夜は仕事が入ったりして時間がままならない。

●セミナーを長く受けてどう感じるか?

 朝のセミナーは暖気運転のように身体を整えてくれる。月に一回というリズムも身体に刻まれ、自然に会場に足が向かう。

●全体を通じて印象的なことは?

 ある話の後、参加者から「その研究が一体自分たちのためにどんな役に立つのか」という質問があった。その若い講師は返答に窮し、一瞬たじろいだ。研究のための研究なのか人の幸福に寄与する研究なのか、これは大切な問題だ。

専門家がその業績を独占していると時に不幸なことになる。そうして原子爆弾や化学兵器は製造された。政治や経済も牛耳られてしまう。専門家はその業績を一般市民に還元する義務がある。同時に市民もそうした研究に目配りする義務がある。

愛知学院大学のモーニングセミナーは一流の研究者が一般市民に業績を発表することでそうした役目を果たす場として機能している。これは素晴らしいことではないか。しかもバナナと牛乳を無料で配布してくれるという参加への動機付けまでしてくれる。ぜひ、今後も長く続けてもらいたい。

こんなような感じで楽しくインタビューは終わりました。日経新聞の方はとても柔らかな物腰で静かに人の話を導き出して下さいました。おかげで無口な私でさえ、ついついいろいろと話をすることができたのです。

果たしてどんな記事になるのでしょう。おそらく2、3行に要約されると思いますが楽しみです。

 

|

« アンディ | トップページ | インターナショナル »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日経のインタビュー:

« アンディ | トップページ | インターナショナル »