未曾有のすし店
以前、訪問リハビリ・マッサージに出かけたお宅で
「今池に安くて美味しい鮨屋があるそうだなも」
と聞かれました。それも一軒だけではなく次々に訪問したお宅でも。
その訳はテレビでした。その日の朝、テレビ番組で地元のお店の紹介があったのです。
治療室の斜め前にある「すし旬」というお店が安くて美味しいと紹介されていたのだそうです。
そのお店は市場で上質ながらも何らかの理由で半端になった魚を仕入れてくるので、美味しくて安いのだとか。
その話を聞いてはいましたが、いま一つ乗り気にならなくて今まで行かずにおりました。
しかし、今日は行きつけの焼き鳥「かどまつ」が満員だったので、意を決して「すし旬」に行ってみました。
まず驚いたこと。それは店長の威勢の良さ。客に対する挨拶もさることながら店員への言葉かけも極太のダミ声。これは聞いたことのある声です。そうスーパーの魚売り場の店員のどすの利いた声。とても通ります。店中に響きます。
もしかしたら店長は魚市場で店員か仲買をしていた人かもしれません。だからいいネタを安く仕入れることができるのかも。そんな想像を掻き立てる声でした。モンゴルの大平原でどこまでも通るホーミーという発声にも似ています。
次に驚いたこと。その値段です。いか、げそ、卵などが59円。これは破格です。繁盛してネタの回転もよいようで新鮮でした。
シャリは(かなり)温かく、甘酸っぱさはありません。
値段はHPをご覧ください。一貫(このお店では一個のこと)から注文できます。お値打ちです。
http://www.sushi-shun.com/index.html
さらに驚いたこと。それは天ぷらの盛り合わせ。
上手に揚げてありました。衣がカラッとしていて近くの天ぷら専門店のものより好感が持てました。しかもそのネタ。鮭、鯵、甘エビ。普通これらは天ぷらのネタにはならないもの。きっと寿司ネタの日落ちした、鮮度の落ちたものを揚げたのでしょう。
これは未曾有(みぞゆうではなく、みぞうと読みます)の天ぷらです。食材を無駄にしない知恵でしょう。きっとこの店では頻繁(はんざつではなく、ひんぱんと読みます)に行われているネタの有効利用でしょう。他の料理屋でも踏襲(ふしゅうではなく、とうしゅうと読みます)してもらいたいものです。エコですねえ。
HPには女性一人でも「気軽に立ち寄れる店」とあります。
確かにそうです。今池祭りのポスターになった持ち帰りお好み焼き「大潮屋」のママさんが来ていました。店長と仲良く冗談を言い合っています。常連なのでしょう。HPに嘘はありません。
http://h-mishima.cocolog-nifty.com/yukijuku/2008/08/post_584b.html
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