Cさんの結婚パーティー
4月7日夜、長年身体調整に来室して下さっている米国人Cさんの結婚パーティーがありました。結婚相手は日本人女性Yさん。一回り以上若い娘さんです。Cさんは190数センチという長身なので、治療室で鉢合わせたことのある方は、「ああ、彼か」と思い当たることでしょう。
二人の付き合いは数年に及ぶでしょうか。国を跨いでの結婚ですから宗教や国籍など色々な困難があったと思います。ともかくおめでとうございます。
わたしの治療室の壁に怪しいお面が掛かっています。気づかれた方もあるでしょう。あれはカメルーン(アフリカ)のお面で、現地の方はその面を被って踊ったりするそうです。なぜアフリカの面がうちにあるのか。実はそのお面はCさんの兄Dさんのお土産なのです。ちょっとCさんに似ています(汗)。
兄のDさんは10数年前、指圧教室に来ていた外国人生徒第一期生でした。別に何期生という呼び方は無いのですが便宜上そう呼びます。なぜなら外国人クラスはBさん(先月米国から指圧の勉強に来ていたFさんのお母さん)、Sさんという米国人女性、Cさんの兄のDさんに加えてTさんというカナダ人青年の4名からスタートしたからです。
Dさんはお母さんが病気で長くないということで急遽帰国しました。そしてその後、弟のCさんが来日したのです。もっともCさんにとっては二度目の日本生活で、最初から達者な日本語を操っていました。日本語の新聞も読めます。
二人の祝賀パーティーは伏見のtiger cafeで催されました。50名ほど集まったでしょうか。3分の2は外国人。驚いたことに皆さん日本語がとても上手。Cさんが闊達に喋るので類は友を呼ぶのですね。
たまたま同席したJというカナダ人紳士は、乾杯するやいなや話しかけてきました。
「夕べ二回も蚊の音に目が覚めたよ。これは地球の温暖化のせいかな。今年の冬は寒かったけどね。カナダでは白熊が乗る氷が溶けて、アザラシが捕まえられなくて困っているよ」「そういえば、マラリア蚊が日本でも越冬するらしいですね」「そうそう、怖いねえ・・・」
中学や高校で英語を指導してるJさんはとてもお喋り。それにしても外国人は初対面でもいきなり政治や環境問題など話題にすると聞いていましたがまさにその通りでした。
その後も、色々な人が入れ替わり立ち代りやって来ては去っていきましたが、ほとんど英語を使うことはありませんでした。
唯一、英語を使ったのは皮肉なことに旧知のM女史。彼女もうちのクライアントです。彼女は17年も日本で暮らしているにもかかわらず日本語を話しません。これも一つの信念です。
2時間のパーティはあっという間に終了。わたしはすぐに辞退しましたが、半分以上は居残り、さらに花見に出かけたそうです。
いずれにしましても外国人パーティーを楽しく味わうことができました。
Cさん、Yさん、末永くお幸せに。
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